犯罪防止に一役　商業施設をパトロール

　日本ハムの今川優馬外野手（２７）が２７日、豊平警察署の一日警察署長を務め、犯罪防止に向けて情報発信した。

　同署で委嘱状を受け取った後、豊平区内の商業施設を訪れ、チラシを配りながらパトロールした。

凜々しい制服姿で啓もう活動

　闇バイトの根絶、万引、特殊詐欺の防止を目的とした防犯活動に協力した。警察官の制服に身を包んだ今川は「一人一人の自覚と言いますか、そういうこと（さまざまな犯罪）があると認識するだけでも、この先、防げる事件があると思いますので、呼びかけていきたいなと思います」と決意を表した。

社会問題に関心　「何か一つでも貢献できれば」

　東月寒町内会連合会と協力しながら、ＢＲＡＮＣＨ月寒の飲食店などを回り、防犯対策や警察への相談ダイヤルなどが書かれたチラシを配布した。

　ニュースを通して闇バイトなどの社会問題に関心を持っており「札幌は僕の生まれ育ったまちでもありますし、何か一つでも貢献できればと思っていたので、いい経験をさせてもらいました」と実感を込めていた。