ファイターズ
2025/01/01 01:30

栗山英樹CBO 新年の誓い「勝ち切って、北海道中に喜んでもらえるように」

栗山天満宮を参拝し、年明けと同時に和太鼓を打ち鳴らした栗山CBO=撮影・宮西雄太郎

栗山天満宮で恒例の太鼓叩き

 日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(63、CBO)が、31日から元旦にかけて栗山町の栗山天満宮を参拝した。

 球団運営とチーム編成の重要な役割を担うリーダーは、年明けの瞬間に力強く和太鼓を打ち鳴らし、9年ぶりとなるリーグ優勝への決意を語った。

北の名将 道民の喜ぶ顔が見たい

 2016年にチームを日本一へ導き、2023年には日本代表・侍ジャパンを率いて世界一奪還に成功。球界をけん引する北の知将は、新年も精力的に動き回り、チームの発展に貢献する。

 「ある意味で裏方に回って人のために尽くす。選手やスタッフ、監督、コーチ、ファンの皆さんが1人でも多く『本当に良かった』っていう表情を見せてくれることが僕の幸せ。必ず皆さんに喜んでもらえるようなバックアップをしていきたい」

〝勝利〟という結果を追い求める2025年シーズン

 上位躍進を果たした2024年を土台に、チームをより強固にする。見据える先にあるのは日本の頂点だ。

 「新庄監督を含めて、全員で大きく前に進んでくれた。2025年はこの流れをハッキリした形にしたい。チームが強くなって成長していくことも大事だけど、やっぱり勝ち切らないと。北海道中に喜んでもらえるように、自分の役割を果たしたい」

地元の期待を背に 「栗山町、良いですよ」

 新年を迎える直前には、地元有志が開いた開運祈願祭に参加。氷点下10度を下回る極寒の地で、町民たちの温かさに触れた。

 「寒いのは大変だけど、身が引き締まるのは良いことですね。もう四半世紀…25年間、毎年ここからスタートして、良いことがたくさんあった。栗山町、良いですよ。自然から教わることもいっぱいあって、本当に故郷だと思ってます」

 北の大地の凜(りん)とした空気が、情熱をかき立ててくれる。CBOは全てのエネルギーを野球に注ぎ、新たな歴史を切り開く。

栗山天満宮を参拝し、開運祈願祭に参加する栗山CBO(左から2人目)

 

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