ファイターズ
田中正義 母校・創価大で自主トレ 新年の抱負は「リーグ優勝、日本一しかない」と〝リミッター解除〟
お世話になった監督、コーチにいい報告したい
日本ハム・田中正義投手(30)が3日、東京・八王子市にある母校の創価大グラウンドで自主トレを行った。同大OBのヤクルト・小川、ロッテ・石川柊、巨人・門脇とキャッチボールやノックなどで汗を流し、「学年時代にお世話になった監督、コーチにも会って、今年も頑張りますと伝えたので、いい報告ができるようにしたいです」と笑顔をのぞかせた。
時折雨が振る中、田中は終始リラックスした様子で調整。約1時間半の練習後、新年の抱負を問われるとキリッと表情を引き締めた。「リーグ優勝、日本一しかないんじゃないですか。それは全員が思っていることだと思うので、そこの戦力になれるように、としか考えていないです」。
「何試合でも投げる覚悟」60は当たり前!?
ソフトバンクから移籍2年目の昨季は、自己最多の53試合に登板し、防御率2.17。2年連続20セーブをマークするなど、ブルペン陣に欠かせない存在となった。個人の目標には「確実に防御率は低くしたいですね」。登板数に関しても「今年は本当にリミッターを外してというか、何試合でも投げる覚悟はできています。優勝するなら、60(試合は)は普通なのかなと思います」と意欲を見せた。
チームは昨季2年連続最下位から2位と躍進。ファンのみならずプレーしている選手たちも、大きな手応えを感じている。「やっぱり去年2位で、選手もファンも、あとは1(位)しかないというのは一致していると思う。みんなで同じ方向を向いてやれるので、勢いが出るんじゃないかと思います」。