【一問一答】ドラフト2位の藤田琉生 仲間からプレゼントされたぬいぐるみを携えて入寮
日本ハムのドラフト2位ルーキー・藤田琉生投手(18)=神奈川・東海大相模高=が6日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に入寮。期待の198センチ左腕は中学時代のチームメートからプレゼントされた大きなぬいぐるみを持ち込んだ。仲間たちからのエールを胸に、プロの舞台で飛躍することを誓った。一問一答は以下の通り。
―入寮の日を迎えて今、どんな気持ちか
「やっとこの北海道日本ハムファイターズさんの一員になれたなっていう実感が湧きました」
―きのうはドキドキして眠れなかったりしたか
「いや、特にいつもと変わらない日常を過ごしていました」
―(寮に)到着してみての感想は
「プロ野球の世界に入るので、寮を見るだけでも迫力を感じました」
―新たな環境にはすぐ慣れる方か
「自分はどちらかというと結構、遅い方だと思っているので、少しでも早く環境に慣れるようにしていきたいです」
―入寮に際し、生活に欠かせない物や、こだわりの物があるか
「(袋から、ぬいぐるみを取り出して)自分の中学(時代)のチームが湘南クラブボーイズというところで、先日、激励会をしてもらった。自分たちは59期なんですけど、その時にもらったぬいぐるみを持ってきました。ちょっとデカいんです。結構、自分ぐらいデカいサイズを用意してくださった。これを部屋のどこかに置こうかなと思って」
―それを受け取った時にどういう感想を持ったか
「うれしいです。湘南クラブ59期の代表としてプロ野球選手になれたので、他の人たちの思いもこの中に詰まっていると思う。それを常に自分の身近に置いておくことによって刺激をもらえると思うので、それは自分の中でうれしかったです」
―(ぬいぐるみの)大きさは(自身の)身長に関係しているのか
「いや、たぶん普通にこれを持ってきてくれたんだと思います」
―家族と一緒に来たと思うが、移動の最中に何か会話をしていたか
「会話というか『そろそろだね』っていうのを。親からも、まだまだ未熟って言われてきた。『やっとプロ野球の世界に入れるんだから、気を引き締めてやっていきなさい』っていうのは言われました」
―年末年始はどのように過ごしたか
「年を越したらすぐプロ野球っていう厳しい世界に入るので、初日から遅れないような練習をしつつ、オンオフを切り替えてやってきました」
―初詣には行ったか
「初詣は行っていないんですけど、初日の出は(見に)行きました」
―どんなことを願ったか
「この1年、まずはけがのないように。まずはしっかり経験をいろいろ積ませてもらおうっていうことを願いました」
―8日から新人合同自主トレが始まる
「高校から変わらないスタイルで自分らしさを出して、常に前に立っていこうかなって」
―「自分らしさ」という話があったが、自分らしさとは
「声とか背中で引っ張るというか、そういう常に自分が前に立って目立てるような選手になっていきたいので、そのスタイルでやっていこうかなと思っています」
―プロでの目標は
「まずはこの北海道日本ハムファイターズで活躍して、将来的には海外に行けるような選手になっていきたいです」
―思い描いている理想の選手像は