日本ハムのルーキーが「勇翔寮」に続々入寮 5選手のコメントを紹介
期待のルーキー8選手が一気に入寮
日本ハムの新人8選手が6日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設にある「勇翔寮」に入寮した。高い目標を掲げてプロの世界に飛び込む5選手のコメントを紹介する。
■ドラフト3位の浅利太門投手(22)=明治大=
―入寮の日を迎えて
「やっとスタートラインに立てたという気持ちです」
―ファイターズの選手ですでに連絡を取っている選手はいるか
「細川(凌平)が連絡してくれて、分からないことがあったら連絡してって言ってくれたので、それで連絡させてもらっています」
―プロの世界で羽ばたく上で、どんな姿をイメージしているか
「自分自身、長い時間、プロ野球選手として活躍したい気持ちがあるので、息の長い選手になりたいです」
■ドラフト4位の清水大暉投手(18)=前橋商業高=
―入寮の日を迎えた。気持ちは
「やっとプロの生活が始まるという感じで、すごくワクワクしている反面、親元を離れるのはすごく寂しいなというのは感じています」
―両親から伝えられたことは
「自分らしく、後悔のないように思いっきりやってこいと言われたので、その期待を裏切らないように全力でやっていきたいです」
―プロでの目標は
「球界を代表する選手として活躍したいですし、タイトルとしては最多勝を取れるようなピッチャーになりたいです」
―理想の選手は
「特にはいないんですけど、フォームを参考にしている選手だったら(オリックスの)山下舜平大投手だったり、伊藤大海投手だったりを参考にしています」
―伊藤投手にはどんなことを聞いてみたいか
「最多勝投手だったので、勝つためのピッチングだったり、意識していることだったりを聞いていきたいです」
■ドラフト5位の山縣秀内野手(22)=早稲田大=
―入寮の日を迎えての気持ちは
「これからまた新しいステージで、自分が野球をできるっていう、その幸せを今、かみしめています」
―入寮に際し、こだわりの物を何か持参したか
「生活の物とは少し違うんですけど、この練習用のグローブ。小さいグローブなんですけど、自分が(大学)2年生の時に、早稲田大学の小宮山監督から、レギュラーじゃない選手に、と言ってグローブをいただいたんですけど、これを使って練習して、レギュラーを取ってほしいっていう気持ちでいただいたもの。もう、その時の気持ちを忘れたくないというか、これからレギュラーを取るぞっていう気持ちを思い出せるグローブがなので。これをお守りとして持ってきました」
―ピアノが得意とのことだが、音楽関連で持ち込んだ物は
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「いろいろな方から『これ、ファイターズ関係の』と、ファイターズ賛歌であったりとか、きつねダンスの楽譜をいただいたりしたので、そういう物を郵送で(寮に)送ってあります」
―プロの世界で、自身のどういう姿をイメージしているか
「自分は守備でご飯を食べていきたいと思っているので、ゴールデングラブ賞をこれから何回でも取れるようにと。しっかりと練習して精進していけたらいいかなと思っています」
■ドラフト6位:山城航太郎投手(22)=法政大=
―入寮の日を迎えての気持ち
「やっとスタート、本当にスタートなんだなっていう気持ちと、すごくワクワクっていうのが大きいです」
―年末年始に帰省した実家で、家族とはどういう言葉を交わしたか
「一番はけがなくというか、無理せずに、ということだったんですけど、今まで以上に応援されている感じはしました」
―入寮に際し、何か特別な物を持ってきたか
「睡眠が大事だと思うので、最高級のマットレスを持ってきました。(最高級ってどれぐらい?)自分の中での最高級なんですけど。大谷翔平選手も使用している西川の最高級マットレスです。小さい頃から睡眠は大事にしてきたので。これからも、もっともっといっぱい寝たいと思います」
―プロでの目標は
「圧倒的なクローザーです」
―クローザーとしての具体的な目標は
「一番は、自分が出てきたら九回は終わりだな、みたいな。具体的に三振とかあると思うんですけど、一番は出てきて(対戦相手が)絶望するというか、守っている人もファンの方々にも安心してもらえるような、そんなクローザーになりたいなと思います」
■育成ドラフト1位の川勝空人投手(17)=生光学園高=
―どんな気持ちで入寮を迎えたか
「今までとあんまり変わらず、楽しみな気持ちでした」
―武田久コーチが高校の先輩。どういう存在か
「憧れの存在ではあります。1軍でも活躍されている方なので、そういうところに憧れます」
―入寮に際し、持参した特別な物は
「このTシャツなんですけど、中学校時代の先輩(22年に練習試合中の事故がきっかけで亡くなられた吉川孝成さん)が明豊高校に行っている間に亡くなられて、そのTシャツを(吉川さんの親から)もらったので、一緒に持ってきました」
―吉川さんにはかわいがってもらっていた
「中学校時代に一緒にバッテリーを組んだりしていたので、そこは思い出があります」
―プロの世界での目標は
「しっかり体づくりをして、できるだけ長く野球を続けられるように頑張りたいと思います」