【一問一答】帯広出身の育成ドラフト2位・渋谷純希 牛乳飲んで身長伸ばす「毎日1リットルは飲んでいました」
日本ハムの育成2位ルーキー・渋谷純希投手(18)=帯広農高=が6日、千葉・鎌ケ谷の選手寮に入寮した。一問一答は以下の通り。
―入寮を終えた気持ちは
「この日をずっと待っていた。やってやるという気持ちで来ました。初めての寮生活なので、今はまだ分からないことが山ほどあるんですけど、いろんな人が支えてくれてると思うので頼りにしながら、もっと自分を磨いていきたいと思っています」
―初めて親元を離れる
「やっぱり初めて家を出るので、(両親には)『本当に心配しかない』と言われてたんですけど、『やってやれ』と背中を押してくれました」
―ここまでは誰と
「父さんと来ました。きのう、初めて千葉に着いて、本当に雪がなくて、もうびっくりしました。温かくて」
―持参した物で、こだわりの物は
「こだわりは特になくて、本当にシンプルなんですけど、3年間、高校で野球日誌を欠かさず書いていて、それを全部、持ってきました。苦しくなったら読んで、思い出してやりたいです」
―何冊ぐらいか
「13、4冊ぐらいです」
―プロに入っても書き続けるか
「はい。1日のやったこととか、振り返りとか、次に向けての意気込みとかを書きます」
―これまでに、野球日誌が生かされたことは
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「高校2年生の時にけがをしてしまって、ピッチャーからちょっと離れてしまった時に、ウエートメニューをずっとやっていて、いろいろとやった記録を日誌に書いていて。3年生になって、そのメニューを振り返ったら、本当に大事なことをやってたなと振り返ることができたので、良かったと思います」
―全部、手書きか
「はい、手書きです。1年生の最初から毎日。引退するまで書けと言われていました」
―A4のノート
「はい、そうです」
―練習以外の日も
「そうですね。休日も書きます」
―大変ではなかったか
「慣れました。夜に書くので、最初は本当に眠たくてつらいと思ったんですけど、後々、大事だなとあらためて分かったので」
―プロで最初に学んでいきたいことは
「まず本当にこの場所に慣れることだと思う。慣れてから、自分との戦いなので。決して1人では成長できないと思うので、この寮にいる先輩方に、積極的に自分から分からないことがあったら聞きに行って、いいところを盗めるようにしたいと思ってます」
―どの選手から、どんなことを盗んでいきたいか
「やっぱり道内の選手だったら根本選手。自分と同じ左投手なので、いろいろと聞いてみたい」
―プロでどんな姿をイメージしている
「やっぱりエスコンで投げているところを今でも思い描いています。ファイターズといったら、ダルビッシュさんとか大谷さんが着けた11番。それを自分が着けて、エースになれるようにと思っています」
―プロでの目標は
「まずは支配下登録を目指して、1軍の舞台で自分なりのピッチングができるように頑張っていきたいと思ってます」
―帯広で食べていた物で、こっち来たら食べられなくて寂しい物は
「結構、十勝の牛乳が好きで、おいしくて。最初、持ってこようと思ったんですけど、(家の)冷蔵庫に忘れちゃったので(笑)。浦幌の牛乳がおいしくていつも飲んでいて、持ってくる予定でした」
―身長も伸ばしたいと
「はい、まだ伸びています。(高校に)入った時が178センチで、今182センチ。180後半までは頑張りたいと思います」
―牛乳を飲んで
「一応、毎日、牛乳は飲んでいたので。毎日1リットルは飲んでいました」