ファイターズ
2025/01/07 16:00

《ハム番24時》1月7日

 約2年間にわたって担当させていただいたコンサドーレ番を昨年いっぱいで離れ、今年から新たに日本ハム担当となった。6日から鎌ケ谷で取材活動をスタートさせたが、初めてのプロ野球取材の現場ということで、右往左往の日々を送っている。

 そんな中で、この日話を聞かせてもらったのが今川だ。実は彼とはちょっとした因縁?がある。2014年夏の南北海道大会で、決勝に進出して初の甲子園出場に王手をかけた母校・小樽潮陵が、当時3年だった今川が在籍していた東海大四(現・東海大札幌高)に0-1で惜敗。自分は野球部とは全く関わりのないOBではあるものの、あと一歩のところで夢舞台への切符を逃したことへの悔しい気持ちを覚えている。

 そんな一方的な感情混じりの昔話だったが、今川も笑顔で当時を懐かしんでくれて、その人柄の良さに触れることができた。

 東海大札幌高は昨秋の全道大会で優勝し、全国準優勝を飾った15年春以来の甲子園出場を確実にしている。

 「10年ぶりに甲子園に出てくれるので、本当に頑張ってほしい。そこで活躍すれば、将来、大学や社会人、もちろんプロでもやっていける道を切り開けると思うので、そういった面でも頑張ってほしいですね」。自ら道を切り開いてプロの世界にたどり着いた先人である〝執念先輩〟が後輩たちに熱いエールを送っていた。

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