【一問一答】山崎福也 25年は「北海道の街を出歩きたい」 連れていくなら「可愛げがある」あの後輩
日本ハムの山崎福也投手(32)が7日、母校の東京・日大三高で自主トレを公開し、野球以外で挑戦したいことに〝北海道散策〟を掲げた。FAで新加入した昨季は「雪道というものあって、ちょっとびびっていた」と外出は控えめだったが、今年は「気持ち的にも2年目ということもあって余裕も出てきている」と、積極的に飲食店などを開拓していくつもりだ。一問一答は以下の通り。
―あけましておめでとうございます
「おめでとうございます」
―全身、青のファイターズカラー。意識しているか
「そうですね、もうまさしくその通りで。ファイターズのカラーを前面に出してきました」
―移籍後、青色のものが増えているか
「去年から少しずつ増えている感じです」
―今年の練習はいつから
「4日からはもう、トレーニングを開始しています。投げることも何度かはやっている、という状況ですね」
―母校での練習は今年初か
「そうですね、去年の1月にやって以来なので」
―母校に来ると、どんな気持ちに
「やっぱり、監督さんだったり、コーチにもお会いしたい気持ちもありますし、いろんな人に会って、僕自身、元気になりたいといいますか、まあ元気なんですけど、お互いにいい効果が出ればいいかなと思って、いつも来ています」
―今の期間はどんな練習をしているか
「1月は投げることを中心にやっていきたいなと思っているので、ウエートトレーニングも含めてバランス良くやっていますね。走ることに関しても、投げることに関しても、フィジカルの強さもしっかりバランスよくやっていきたいなという感じですね」
―年末年始はどのように過ごしたか
「年末年始は休むこともしたんですけど、少しジョギングをしたりとか、ボールを握ったりということもしていましたし、全力ではないんですけど、軽く投げることもしました」
―初詣は
「はい、行きました」
―おみくじは
「おみくじは大吉でした」
―印象に残っているおみくじの言葉は
「いや、読んでなくて(笑)。大吉しか見なかったです」
―神社でお願いしたことや誓ったことは
「やっぱり、けがのないようにというのは、僕はいつも思っているので。それだけはお願いしましたね」
―2025年はどんな年にしたいか
「昨年はチームとして、2位になれたといううれしさもありますし、でもちょっと最後の最後は悔しいなという部分もあったので、やっぱり優勝ですよね、そこだけ目指して。目指すというか、本当に獲りにいけるように。今年のファイターズは力があると思うので、チーム全員で、日本一ですね、そこに向かってやっていきたい。個人としてはもう、キャリアハイ。勝ち星にしてもイニング数にしても、防御率にしてもしっかりといい成績を、いい数字を残せるようにやっていきます」
―野球以外で2025年に挑戦したいことは
「北海道の街をちょっと、いろいろと出歩きたいというか、もっといろんなところに行きたい気持ちはありますよね」
―去年はあまりいろんなところに行けなかった
「そうですね、雪道というのもあって、ちょっとびびっていたので。気持ち的にも2年目ということもあって余裕も出てきているので、いろんなご飯屋さんだったりも行ってみたいなという気持ちはありますね」
―具体的に行ってみたい場所は
「どうだろう、ちょっとどうだろうな。選手に聞いて、あんまり詳しくないので、これから探します」
―北海道を一緒に回りたい後輩、チームメートは
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「誰かなー。楽しい、明るい子が良いんでね。誰だろうな、かわいげがあるのはやっぱり(田宮)裕涼とかじゃないですか。なんか、ご飯ごちそうしてあげたいな、とか思いますよね、ああいう子だったら。沈黙にならない選手がいいです。奈良間はちょっと、鉄板ですよね。奈良間はみんな行きたがっちゃうので、奈良間という意見はなしにして。でもまあ、誰でもいいですよ」
―今シーズンへの抱負
「先ほども言ったんですけど、チームは日本一、優勝。監督も4年目のシーズンに入るので、やはり段階的に6位、6位、2位となったらもう、1位しかないと思うので、それの力になれるように僕自身、頑張りますし、個人としての数字もキャリアハイ、そこだけを目指してやっていきます」
―キャリアハイを目指すに当たって変えること
「まずは体の強さにしても、去年はちょっとFAのチーム移動とか引っ越しなどもあって、やれる範囲が少なかったので、今年は本当に集中してトレーニングもできましたし、いい球を投げるための(体の)使い方という部分も今、少しずつ良くなっているので、そういうところをしっかりと今できていますね」
―体が大きくなった
「でも、そんなに大きくしようとは思っていないんですけど、自然と大きくなってしまった。なってしまったというか、大きくなったことはプラスで、いいことなので。ウエートトレーニングを重点的に10月、11月、シーズンが終わってからすぐ開始しているので、それが今のこの感じかなと思いますね」
―12月は激しくウエートに取り組んだのか
「毎年オフはもう、がっつりやっているので。その中で投げることに当たってのいい(体の)使い方というのを並行しながらやっていますね」
―筋量が増えた
「たぶん増えていますね。ちょっと測れていないんですけど、札幌に帰ったら測ろうかなと思っています」
―体重は
「体重はでも、そこまで変わっていないですよ。中身が変わった感じなので。ちょっとだけ増えたぐらいで、全然そこまで変わってないです」
―体が変わって、フォームへの影響は
「軽く投げてもピッと行くような感じはありますし、でもそれは毎年の積み重ねではあるので。やっぱり、年々レベルを上げてきていることが今につながっているので。今年だけっていう感じではなくて」
―打撃面の意気込みは
「打てるチャンスがあるなら、ヒットを打ちたいですけどね。まだ、ホームランを打ったことがないので、プロ野球人生で1本、打ちたいなという夢はある。こっち(打撃)の練習も2月、ちょこっとすると思うので、頑張ります」
―交流戦に向けて
「だと思うんですけど。(新庄)監督とまだそこまでしっかりと話ができていないんですけど、『2月も(打撃を)やるよ!』みたいな感じで言っていましたね」
―日本シリーズに出れば、そこで打席に立つ可能性も
「立ちたいですよね。今まで(オリックス時代に)3年間、出させてもらって、やっぱり日本シリーズはバッティングというモチベーションもあったので。最初は交流戦なので、まずはそこでヒットを打てるように。ヒットを打ったらたぶん、5年連続になると思うので、そこの(パ・リーグ投手の)新記録を目指して頑張ります」
―バッティングの道具で、新調するものは
「バットと革手袋です。ちょっと派手なやつを注文しました。ミズノの方にお願いしました。色は紫とピンクのミックスみたいな。会議があった時にいろいろ話して、(バットを)ちょっと軽くしたいですね、とは言いました。やっぱり日頃、握っていないので、重く感じる。なるべく軽くという感じでいきたいです」
―参考にしたモデルは
「おととしが長野さんで、今年はちょっとまだ分からないです。どうしようかなって感じですね」
―以前に、清宮からバッティングのことを聞いてみたいと話していた。今年1年を通して、聞きたいことは
「ホームランを打つ角度って言うんですかね、彼、あれ、なんかすごいなと思っていつも見ているんですけど、なんかアーティストじゃないですか。映像で見てても、幸太郎が打ったら、打った瞬間って感じなので、そこは聞きたいっていつも思っていました。でも、なんかなかなかちょっと聞きづらい部分もあるので。なので、行ける時に(聞きに)行きたいです」
―最後のホームランはいつか
「大学生です。神宮で打ったホームランが最後ですね」
―去年はオールスターで安打を放ち、投球でも歴史に名を刻んだ。今年も出たいか
「ちょっと、9失点のトラウマがあるので(笑)。もちろん出られるに越したことはないんですけど、まずはシーズン前半戦をしっかり戦って、あとはもうお任せしますという感じです」
―シーズンに集中したいか
「いや、でも出たら出たで、また9失点の話になっちゃうので、複雑ですよね(笑)。出られることは本当にうれしいことなので、もちろん出ることを目標にもしていますし、次もし出るなら失点数を2失点ぐらいにしたいです(笑)」
―球宴でのホームランも
「いやー、打ちたいですけど、プロのピッチャーは球が速いので、練習しないと無理ですよね。キャンプでしっかりと打ち込みます」
―球宴の方が、狙いやすい
「まあ、お祭り感覚なので、あの時(昨年の安打)も真っすぐって、ほぼほぼ分かっていたので。でもホームランはちょっと、やっぱり本当に全てのタイミングが良く重ならないと打てないので、やっぱりいろんなヒントを良いバッターから聞いて、頑張ります」
―今年は投打で活躍を
「そこまでの選手ではないのでね。交流戦とか、日本シリーズでも出られれば、しっかりと結果を残せるようにというのは思っていますけど、というぐらいです」
―今オフはブルペンには入っているか
「傾斜はまだですね。でも傾斜ではなくて、近くで(キャッチボール相手を)座らせてというのはしているんですけど、それぐらいですね。ブルペンはまだですね」
―きょうはカーブも投げていたが、変化球も
「変化球はある程度は投げていますね、いつも」
―筋肉を付けて、投げて、投げる筋肉に変えていくイメージか
「やっぱり去年と体の感じが違うので、その点も含めてどんな感じに曲がるかなとか、落ちるかなっていうのは確認したいですよね」
―平均球速を上げたいと話していた。何キロぐらいにしたいか
「2、3キロ…3キロ上げたいですけど、球速を上げるのは難しいのでね。目標はやっぱり3キロぐらい上げたいですよね。(平均)144キロとか145キロとか。じゃあ145キロですね。でも145キロはちょっとあれなので、本当にちょっとでもいいので上がってくれれば、もう少し楽になるのかなという感じはするので、そんな感じです」
―勝ち星、勝率、イニング、一番に重視したい点は
「二桁勝ちたい気持ちもありますし、でも全部を良くしたいので、一番と言われるとちょっと難しいですけど、イニングをやっぱりもっともっと伸ばしたいですね。100後半ぐらいまで投げたい気持ちはあります。1試合で7回、8回までは毎回、投げられるようなピッチャーになりたいです」
―イニングを稼げば、勝ち星も付いてくる
「そうですね。勝ち星に関しては運の部分もあるので、しっかりとゲームメークして、長いイニングを投げていければいいかなと思います」