コンサドーレ
2025/01/10 07:00

クラブの未来を思う熱意が伝わってきた《河合CRC竜の眼》

 

岩政監督は秀でた観察眼の持ち主

 1月6日の全体トレーニング(プレド)を皮切りに、新たなシーズンがスタートした。岩政監督は手始めに、たっぷり時間を掛けてミーティングを実施。練習中はチームの全体像を把握しようと、じっくり選手を見つめる姿が印象的だった。

 外から眺めていた私にも、クラブの未来を良くしたいという熱意が十分に伝わってきた。監督と会話を交わす時間は決して多くなかったが、「だいたいの人間関係は分かったかな」という言葉に、秀でた観察眼の一端を見た気がする。

 MF宮澤に始動日の感想を尋ねると「すごく発言しやすい」という答えが返ってきた。前監督のミシャさんは良くも悪くも、俺に付いてこいというスタイルだった。

 選手の声を吸い上げる新監督は、どんな手腕を発揮してくれるだろうか。沖縄キャンプに足を運ぶことはできないが、トレーニング方法や戦術の落とし込み方を間近で見てみたい。一人のサッカーファンとして、そう強く思っている。

1次キャンプでチームの土台を築く 今季はケガをしないこともテーマ

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