コンサドーレ
岩政監督「想像以上に上手い。かなりのレベルの選手たち」 沖縄1次キャンプがスタート
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月8日、沖縄・金武町陸上競技場
北海道コンサドーレ札幌が8日、沖縄での1次キャンプをスタートした。初日を終えた岩政大樹監督(42)は「やっと落ち着きました。始まってしまえば、後は仕事をするだけ」と柔らかな笑みを浮かべた。
タイ代表で活動していたMFスパチョークを除く31選手が、ピッチ上で軽快な動きを披露した。負傷者はなく、全選手が午前と午後の2部練習に参加し、順調にメニューを消化。新体制で臨むシーズンは上々の船出となった。
7年間の積み重ねを実感
ミシャサッカーの継承を目指す指揮官は、初日から積極的に指示を与え、思い描く戦術の落とし込みを図った。午後の練習ではビルドアップと10対10の実戦形式の練習を行い、確かな手応えを感じ取った。
「7年間、1つの哲学の下で選手を揃えた。それは他のクラブにないこと。それがどれだけ素晴らしいことかを実感しました。1、2年で監督が変わって、必要な選手が変わってを繰り返すとバラバラな選手が揃ってしまう。だけど札幌は違う。想像以上に上手い。かなりのレベルの選手たちだと思います」