ファイターズ
ドラフト6位・山城航太郎は〝声出し番長〟 伸びしろが魅力の右腕が声を大切にする理由とは
■新人合同自主トレ(1月11日、鎌ケ谷)
日本ハムの新人合同自主トレは11日、第2クール初日が行われた。ドラフト6位・山城航太郎投手(22)=法大=は、新人選手の〝声出し番長〟として存在感を発揮している。
年長者としての気遣いも
俳優・高良健吾似と評判のイケメン右腕は、報道陣から特技を問われると元気いっぱいにこう答えた。「声出しの部分とか、明るさだと思います!」。今年のルーキーは、高校生5選手に大学生は3選手。練習中は雰囲気を盛り上げるため、年長者として積極的に声を出している。
「やっぱり目立たないと。自分も下位指名ということもあるので。ずっと学生野球は声を出してやっていたので、そこには自信あります」。自身のアピールはもちろん、ちょっとした気遣いもある。「周りが(声を)出しやすい環境をつくる。こういう新しい環境だと高校生は本当は出せるけど、出しづらいのもあると思う。誰かが出したら、それに乗って、出しやすくなるかなって。そういうのも意識しています。お手本じゃないですけど、真似したらいいんだっていうのを示していければ」。