コンサドーレ
馬場晴也が抱くゴールへの情熱「もっと特長を出したい。岩政さんのサッカーなら、それができる」
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月11日、沖縄・金武町陸上競技場
北海道コンサドーレ札幌のDF馬場晴也(23)が11日、沖縄・金武町で開催中の1次キャンプに参加し、充実の汗を流した。8日から始まった第1クールは元気に全メニューを消化。攻撃能力に長ける背番号88は、今季も後方から積極的にゴールへ迫るつもりだ。
岩政流戦術に確かな手応え
対人に強さを見せるファイターが、新体制となった2025年もクラブを支える。岩政監督が思い描く戦術は少しずつチームに浸透しており、馬場は確かな手応えを感じ取っている。
「フォーメーションはミシャと大きく変わらないけど、動きや求められるものに違いがある。特に前の5枚の動きが違う。これからどういう連係を出せるか、どういうサッカーができるかな?って楽しみです」
昨季は自己最多37試合出場 プロ初ゴールも
右センターバック(CB)にボランチと、複数ポジションに高い適性を示す。自己最多37試合に出場した昨季は体を張った守備で貢献。攻撃面でも4月にプロ初得点をマークするなど、ピッチ上でフル稼働し存在感を示した。
今季もゴールに絡む動きを追求するつもりで「ボランチは守備も大事だけど、今年は攻撃の特長をもっと出したい。後ろからドンドン攻撃参加していい、という形なので、後ろからのサポートで自分の色を出していきたい。岩政さんのサッカーなら右CBでもボランチでも、それができる」と、自らが担うべき役割をイメージする。