Bリーグ
レバンガ北海道の新年初ホームは黒星発進 後半戦浮上のカギはやっぱり…
■B1リーグ第17節第1日(1月11日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道76-92京都
B1東地区5位のレバンガ北海道は11日、25年最初のホーム開催試合に臨み、西地区4位の京都に76-92で完敗した。3点シュートを14本決めるなど、遠距離砲が好調だった半面、ゴール下でのリバウンド争いで優位を奪えず、ペイントエリア内での得点が京都の54点に対してわずか18得点と圧倒された。通算10勝19敗で、12日の京都戦が前半戦最後の試合。新年ホーム初勝利で、後半戦での巻き返しのきっかけにする。
一度もリード奪えず…
40分間、一度もリードを奪うことができないまま、試合終了のブザーが鳴った。京都はSF/PFアンジェロ・カロイアロ(35)の32得点を筆頭に4人が2桁得点だったのに対して、レバンガはPG島谷怜(24)とSG/SFドワイト・ラモス(26)の10得点が最高。島谷は「前半からペイント(内で)で相手に50点ぐらい許してしまっているので、そこが響きました。後半修正することができずに、相手を自由にプレーさせてしまった。ボールをもらう前の動きで、はがされていたような印象」と、肩を落とした。
小野寺龍太郎ヘッドコーチ(43)も、ため息をもらした。京都はB1日本人トップの1試合平均17得点をマークする、PG/SG岡田侑大(26)が体調不良で不在にもかかわらず、選手層の厚さを見せつけられた。ゲーム中、ミスの修正もうまくいかなかった。「分かっていながらやられてしまうケースが、きょうのゲームを通して多かった。京都さんに90点以上取られてはいけないですし、もう少しディフェンスでのコントロール、リバウンド、全ての要素で、試合を通して良い部分は少なかった」と振り返った。