〝大ちゃんず〟の相方からも祝福

　１月１２日に２８歳の誕生日を迎えた日本ハムの上川畑大悟内野手が、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で自主トレを行った。同学年コンビ〝大ちゃんず〟の相方、浅間大基外野手（２８）から「おめでとう！」と祝福されるなど「２８歳の抱負は活躍することです」とはにかんだ。

数字を意識して残せるように

　２０２１年ドラフト９位で入団し、今年で４年目。「入団して３年やりましたけど、正直レギュラーとしての成績は残っていないので、そろそろやっぱ年齢も年齢なので、数字を意識して残せるようにしたいです」。定位置奪取へかける思いは強い。

　プロ入りと同時に結婚し、２歳の娘のパパ。落ち着いた雰囲気の上川畑だが、想像していた２８歳と現実は違った。「ギャップはあるかもしれないです。もっと僕らが若い時は２８はおじさんのイメージがあった。いざなってみたら、そんなにまだ大人になりきれていない気がします」。

夫人の反対押し切り長髪へ「アラサーなので渋い系に」

　２８歳のテーマは、大人の魅力たっぷりの「ワイルド系」。昨年３月から髪を伸ばしており、「アラサーなので渋い系に変更しようかなって。男ウケを。女ウケはあまりよくないです。嫁にもロン毛とかやめてと言われているんですけど、まあいいかなって。自己満なので。今までやったことなかったし、今くらいしかできないので」。

男女で違う反応

　肩につきそうな長さのロングヘアがトレードマークとなりつつあるが、周囲の反応は男女で違うそう。チームメートではいつも褒めてくれるという浅間や「（細川）凌平だけは慕ってくれていますね。僕が伸ばしているので、ちょっと伸ばし始めましたって言ってきました」。一方、長髪反対派もおり「嫁とか僕のお母さんには短い方がいいよと言われますね」と苦笑いする。

　意見はさまざまだが「ワイルド系でいこうかな」と決心。野性味をさらに追求し、「ひげも生やそうと思って。何て言われるか、反響、怖いですけどね」と計画している。

野球はクールで堅実に

　見た目は「ワイルド系」を貫くが「野球はクールな感じで、堅実に。冷静にいこうかな」。課題の打撃面では、グリップを太くしたバットを新調。何でもそつなくこなす、渋くカッコイイ男を目指す。