ファイターズ
松本遼大 〝大海塾〟入塾でエースの教え受ける 「初日からすごく良い勉強になった」
支配下昇格を狙うプロ5年目の育成右腕
日本ハムの松本遼大投手(22)が13日、エスコンフィールド北海道で自主トレを開始した。
支配下登録を目指す5年目右腕は伊藤大海投手(27)にマンツーマン指導を志願。入団同期でもある2冠投手の教えを受けてレベルアップを遂げ、今年こそ1軍のマウンドに上がってみせる。
これ以上ないお手本 「常に勉強姿勢を持って」
さらなる進化を目指して〝大海塾〟の門を叩いた。「食事とか送迎もしていただくので、常に一緒にいる。最高の2週間になると思います」との言葉どおり、キャンプイン直前までの約2週間、トレーニングはもちろん、食事や球場への移動なども伊藤と共にする予定だ。
「(教わりたいことは)全部ですね。一緒にいさせてもらうので、常に勉強姿勢を持って。自分でも今年、取り組もうと思っていることはあるので、そこはぶれずにやりながら、ほかの足りないところを吸収できれば」。昨季、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた最高のお手本から、さまざまなことを貪欲に吸収していく構えだ。
いきなりの本格指導 ボールの握り方からスタート
早速この日は、伊藤からボールの握り方などについてレクチャーを受けた。
「もともと真っすぐを変えたかったので、そこを聞いた感じですね。親指をどうするかとか、どこで収めるとか、軸をここに合わせるとか。そういう話を軽く」。また変化球についても、実際に間近で見てもらいながら、改善を図っていこうとしている。