守護神に指名された斎藤友貴哉 自主トレ中の癒やしはハムスター もっくん&メロンの存在について語る
昨年12月に加わった新たな家族
日本ハムの斎藤友貴哉投手(30)が昨年12月から2匹のハムスターを飼い始めた。名前はもっくん(♂)とメロン(♀)で、品種はジャンガリアンだという。
昨年11月の「F FES」では新庄監督から、同学年の田中正義投手(30)とともにWクローザーに指名された。気合十分で自主トレに励む右腕にとって、愛するペットが癒やしとなっている。
13日にブルペン投球 力強く10球
13日には千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、今年初めてブルペン入りし、10球ほど投げた。力強いボールを投げ込み、「去年のこの時期に比べたら、成長していると思います」と満足そうに振り返った。
忘れられない23年の長期離脱
阪神から移籍1年目だった2023年は春季キャンプ初日の紅白戦で右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、シーズンを棒に振った。苦い経験もあるだけに「けがは絶対したくない」と慎重に調整を進めている。
ついに頭角を現した24年シーズン
昨季はプロ初セーブを記録するなど防御率1.71と好成績を収め、お立ち台では「行くだけ!」と連呼して話題になった。指揮官から守護神に指名され、「オフ、しっかり取り組めよってことなので、しっかり取り組めていると思います」
今月5日には30歳の誕生日を迎え、「体的にもヘトヘトのイメージがあったんですけど、そんなことないですね。疲労も全然、問題ないです」と元気いっぱいだ。
朝6時に起床 日々活力をくれる2匹
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30代初日は、球場開きだった鎌ケ谷に一番乗り。このオフは寝坊してしまう日もあるというが、朝6時起床で自主トレに励んでいる。
眠い目をこすりながら起きた斎藤に、活力をくれるのが、もっくんとメロンの2匹。「起きる頃には、夜行性なので耳もピーンと立っている。ハムスターは癒やしでもありますね」と目尻を下げる。
小学生の愛息が命名
ハムスターをお迎えしたのは、昨年12月。家族で話し合い「なんか(ペットを)飼いたいねとなりました。(名前は)子どもが考えました」。小学生の息子が、オスはもっくん、メスはメロンと命名。愛くるしい姿に「かわいいですね」とデレデレになっている。
あわやの大ピンチを脱したもっくん
斎藤家に無くてはならない存在になっている2匹だが、数日前には大ピンチがあった。
「朝起きたら、もっくんがぐったりしていて。病院に連れて行って、脱水みたいな感じで。先生にも厳しいかもしれないですと言われたんですけど、点滴を打ってもらったら元気になって。今はピンピンしています」。動物病院に駆け込み、事なきを得たという。
新庄監督も期待の逸材 25年を大ブレークの年に!
就任4年目の新庄監督は、今季もテーマとして新たに5人のスターを育成することを掲げている。守護神に指名されている斎藤も、候補の一人に挙がりそうだ。
ハムスターを飼って、日本ハムのスターに!? もっくん、メロンちゃんからパワーをもらい、今年も「行くだけ!」精神で突っ走る。