コンサドーレ
出間思努が〝チーム1号〟「もちろん狙っていました。1点決められて良かった」
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月15日、沖縄・金武町陸上競技場
▽練習試合(30分×3) 札幌11-0FCセリオーレ(1-0、4-0、6-0)
札幌得点者:出間、白井、青木、バカヨコ2、中島3、多田(札幌U-18)、木戸2
北海道コンサドーレ札幌のFW出間思努(19)が15日、沖縄1次キャンプで行われた今季初の対外試合で〝チーム1号〟を決めた。クラブの未来を担う若き才能は、秀でた得点能力を武器に、首脳陣へのアピールを続ける。
1本目終了間際に右足一閃
最後の最後で、勝負強さを発揮した。練習試合1本目の終了間際、30分に待望のゴールは生まれた。ペナルティーエリア内でパスを受けた出間は、右足を振り抜き「ずっとゴールを狙っていたので、1点決められて良かった。(チーム1号を)もちろん狙っていました」と、とびっきりの笑顔を見せた。
フリーランニングやポジションチェンジを繰り返すことで、札幌の目指す流動的なサッカーは成立する。戦術を理解していてもピッチ上で理想を体現することは難しく、試合中は周囲から何度も『思努、(中央に)寄るな!』と、ポジショニング修正を求める言葉を投げ掛けられた。
「新しい戦術の中で、動き方をチームで合わせられたらと考えていたけど、まだまだですね。外から見ると簡単でも中に入ると難しい。(味方からの指摘は)自分がボールを持ってない時の立ち位置です」