コンサドーレ
チーム合流のＭＦスパチョーク 束の間のオフは「遊びに行くこともなく、ずっと家族と一緒に…」
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■１月１９日、沖縄・恩納村
沖縄で１次キャンプを実施している北海道コンサドーレ札幌のＭＦスパチョーク（２６）が１９日、プールトレーニングで軽めの調整を行った。年明けまでタイ代表として活動し、１７日に来日。束の間のオフを母国で過ごした〝チェック〟は、クラブでのさらなる飛躍を目指してスイッチを切り替えた。
「チームメートと再会できてうれしい」
東南アジアの王者を決めるＡＳＥＡＮチャンピオンシップの激闘を終え、タイの至宝が帰ってきた。１８日からチーム練習に合流し「１カ月ぐらい離れていたので、チームメートと再会できてうれしい。５日まで試合をやっていたけど、約２週間の休みをいただけた。今のコンディションは良い状態」と、優しくほほ笑んだ。
新体制となった今季、ミシャサッカーを土台とする戦術は進化を遂げている。１８日に行われた栃木ＳＣとの練習試合を、スパチョークはピッチの外から食い入るように見つめていた。
栃木ＳＣとの練習試合を真剣に見つめ「学ばないと」
「今年はどんなサッカーをしていくのか、という視点でかなり真剣に試合を見ました。合流して間もないので（新しい戦術を）学ばないと。新たなチャレンジが始まる。チームとしても個人としても頑張りたい」
岩政監督とは数回会話を交わし、チームの現状と自らの役割を確認したという。「話した限りでは去年と比べて、今年の方が自由度を与えられる。チームの構造もあるけど、自分たちのプレーに合わせて、個人を組み合わせていくスタイル。良いサッカーができそうです」と、新シーズンの試みに心躍らせる。
