中日からＦＡで日本ハムに加入した福谷浩司投手（３４）が１９日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設を訪問した。施設を見学後、報道陣の取材に応じた。一問一答は以下のとおり。

―鎌ケ谷スタジアムを見学しての感想は
「ナゴヤ球場も素晴らしいですけど、同じぐらい素晴らしい球場ですね」

―新しいチームメートとも顔を合わせたか
「そうですね。テレビで見るより大きいなと思いました（笑）」

―誰が？
「もう皆さん。さっき斎藤くん、友貴哉くんとも会いましたし、いろんな選手に会いました。頑張ろうと思います」

―もともと面識があった選手は
「さっき寮で（伏見）寅威に会ったんで、寅威といろいろしゃべりながら。同級生なんで」

―伏見とはどんな話を
「実際、暮らしがどうなのとか、やっぱそっちが。まずは僕も単身で行く予定なので、生活の仕方、普段の過ごし方とか、キャンプをどう過ごすのとか。分からないことだらけなので、そこは蓋を開けてみて、どうなるかなっていうのもありますし、ワクワクドキドキしながらあと２週間を過ごそうかなと」

―北海道生活で具体的なアドバイスは
「そうですね、住む場所の。ちょっと具体的な住所とかになっちゃうんで、あんまりここでは言えないんですけど（笑）。こういうとこもいいんじゃない、みたいな。具体的に言われても全然、分かんないですけど（苦笑）。これからもっと話していけたらなと」

―ＹｏｕＴｕｂｅはこれからも続けていくか
「そうですね。これから球団の方と話し合いながらですけど、そんなにとても力を入れているものではないので。ＳＮＳ一つとして、また発信活動できたらいいなと思います」

―自主トレはどんな感じか
「基本、名古屋でやってます」

―ファイターズの選手をあらためて調べたりしているか

「ちょこちょこしてたんですけど、正直（調べたり）するよりも、一緒にプレーすることが一番の自己紹介というか交流だなっていうのを。昨年、プエルトリコに行ったりとかして、名前を覚えるよりも、立ち振る舞いとか投げ方とか、プレースタイルで覚えた方が絶対に早いんで。２月になって皆さんと交流できるのが楽しみです」

―面識のない選手で気になるのは
「みんな気になりますよ。去年、１軍で活躍した選手から育成選手まで、ルーキーも含めてみんな先生だと思ってるんで。コミュニケーションを取れたらいいなとは思います」

―名古屋で行っている自主トレの内容は
「トレーニング、ランニングを中心に、スローイングもだいぶ増やしてはいますけど、傾斜で投げたりっていうのは、たぶん沖縄に行ってからが増えると思うので、例年よりは少し遅めになってます。去年、１２月までウインターリーグに行ってたからなんですけど。本当にいろんなことがイレギュラーなので、焦らずにというか、自分のその時の調子をしっかり確かめながらやっていきたいなと思っています」

―移籍１年目のキャンプということで、不慣れなことも多いのでは
「全部だと思います」

―自身のテーマは
「実戦も何回か投げると思いますし、そこでチームのスタッフさん、監督、コーチとかといろいろ話したことをまずは体現してみるというか。自分もやってきたことをそのままというか、より加えてやっていくつもりですし、そういうコミュニケーションを取る土台をしっかり２月でつくれたら、っていうのが一番ですかね」

―今までやってきたことをドンと出すだけではなく
「そうですね。もちろんこのオフで僕もいろいろ取り組んでいることはありますし、それをいくつか引き出しとして沖縄に持って行く。試しながらデータを取ったり、バッターと対戦したりして、少しでも洗練して、３月以降に入っていけるようにしたいなと思っています」

―不安よりも楽しみの方が強く見える
「本当ですか。ありがとうございます。内心、楽しむより不安の方がいっぱいです（苦笑）。もう不安だらけで。夜も眠れない…ことはないか（笑）。不安だらけです。新庄さんと、もちろんお会いしてないですし、会っていない方が多いので、そこはまず不安ですよね。でも、なんとかなると思っています」