日本ハムのドラフト３位ルーキー・浅利太門投手（２２）が１９日、鎌ケ谷で「2025ルーキー鎌スタ☆お披露目会」に出席し、ユニークな話術と抜群の絵心で会場を沸かせた。楽天にドラフト１位で入った（明大で同期の）宗山について「ウインナーを食べないので（シャウエッセンが主力商品の日本ハムに）来なくて良かったと思います」と話して笑いを誘うと、カビーの似顔絵の出来を競うコーナーでは、ほかの新人を寄せ付けず圧勝。存在感を発揮し、詰めかけた約９００人を喜ばせた。一問一答は以下の通り。

―絵はもともと得意か
「そんな、めっちゃ得意というわけではないです。人よりかは、ぐらい」

―美術の成績は？
「悪くはなかったです。４ぐらいですね。５はもらえないぐらいでした」

―宗山はウインナーを食べないと
「（明大の）同期はみんな知っています。だから日本ハムがダメみたいなことはなかったんですけど」

―きょうは面白い発言で場を盛り上げていた。人が集まる場で冗談を言うのは得意か
「せっかく（ファンが）来てくれているので、楽しんでもらえたらいいなという感じですね」

―トークがうまい

「いや、ふざけたくてふざけています（笑）」

―宗山とは連絡を取り合っているか
「大学で最初は同部屋だったり、学部、クラスも一緒で、一緒の時間が長かったので、仲良い方だと思っています。連絡も取りますし、ときどき電話をかけて、向こうの自主トレがどんな感じかとか、自分はこんな感じだけどどう？　みたいな感じで話しています。（宗山は）知っての通り、寡黙な方なので。自分が一方的に構います。向こうも喜んでいると思います（笑）」

―浅利はシャウエッセンを好きか
「全然、好きでよく食べます」

―宗山と対戦したらシャウエッセンパワーで
「その力で抑えます」

―このぐらいのトークはいつもできる
「いや、ちょっと気張っています（笑）」

―ここまでの新人合同自主トレの自己評価は
「トレーナーの方々中心にメニューを組んでくださって、自分もその中で充実している感覚があります。動きが良くなっている部分もあります」

―現状の課題は
「自分としては傾斜の使い方がまだまだだなというのはあるので、傾斜に入った時の体の使い方をトレーニングからつくっていけたら、というふうに思っています」