日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手（２４）が２０日、千葉・鎌ケ谷の室内練習場でトレーニングを実施。ブルペンで約３０球を投じたほか、ティーバッティングやマシン打撃も行って汗を流した。プロ３年目の目標として開幕スタメン入りを掲げる二刀流に、ここまでの自主トレの手応えやキャンプへの意気込みを聞いた。一問一答は以下の通り。

―ブルペンで球数は
「３０球ないぐらいですかね」

―打撃で意識していることは
「体重移動ですね。僕はちょっと一塁側に流れてしまうので、なるべくセンターに入っていけるように、というのは毎日、意識していますね」

―昨年から歩幅を狭めていた
「継続して。コンタクトできるように。その中でもしっかり振るというのは…そこ（の課題）が消えたら、何も怖くないと思うので、そこを消さないようにやっていきたいと思います」

―キャンプの１軍、２軍は
「分からないです。まだ見ていないので」
※直後に１軍スタートが決定

―あらためてキャンプに向けて
「（１軍でも２軍でも）変わらないので、しっかり自分のやるべきことをやっていきたい」

―今季は開幕スタメンを目指す

「もちろん、開幕スタメン。そのためにはキャンプでインパクトを残さないといけないです。インパクトを残した上で、オープン戦でも結果を出していかないといけない。キャンプインから、いいアピールをできるようにやっていきたい」

―足を生かして１、２番を狙いたい
「そうですね。もちろん上位というのは、打順が多く回ってきますし、その分、チームに貢献できているということなので。下位よりは上位を打ちたいですし、そういうところを目指していきたいと思っています」

―新人と話したりは
「僕は寮生ではないので、あまり話す機会がないです」

―自身の新人時代を思い出したりは
「『あ、あの人、テレビに出ていた』みたいな。今川さんとか『お、いたわ』みたいな感じだったので、プロ野球だなと思いましたね、あの時は」

―逆に新人から、そう見られている
「いやいや僕なんか、まだまだですし。寅威さんとか郡司さんとか（を見て）『あっ、プロ野球選手だ』と思っているんじゃないですかね。僕もそう思ってもらえるように頑張りたいです」