コンサドーレ
2025/01/21 18:40 NEW

《沖縄キャンプ・練習試合後》最後のゴールはチームで取り組んでいる形から生まれた

 

【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月21日、沖縄・読谷村陸上競技場
▽練習試合(35分×4) 札幌2-1長崎(0-0、0-0、0-1、2-0)
札幌得点者:田中宏、佐藤

 沖縄で1次キャンプ中の北海道コンサドーレ札幌は21日、今季3度目の対外試合(35分×4本)をJ2長崎と行い、合計スコア2ー1で逆転勝ちした。岩政大樹監督(42)は、主力組のパフォーマンスと得点を生んだ若手の躍動を称賛した。試合後の一問一答は以下の通り。

 

 

(失点)22分

 

(得点)27分田中宏、32分佐藤
※佐藤、安部、永井は練習生

 

ー3度目の対外試合。試合を重ねるたびに手応えは上がっているか
「試合を重ねるごとに色んな現象がサンプルとして集まっている。そういう意味では、積み上がっているという言い方ができると思います」

ー前回の試合後は攻撃と守備が分離している感覚があったと話していた
「まだまだですけど、良くはなりました。フィジカルを含めてお互い、まだ体が仕上がってない。長崎さんも、うちの選手もまだまだ。それは仕方がない。きょう、初めて70分を頑張りましたので。(24日に予定される)ガンバと90分やって、その上でレスト(休息)を取って、体が上がってくるのはその後ぐらいから。あまりスピードを感じなかったけど、そこはお互い様でしたね」

ー先制点が遠かった
「1本目は3、4点入ってもおかしくないゲーム。自分たちがボールを持ってゴール前へ行くこともあったし、相手ボールを奪ってからの展開もあった。1、2本目は3試合ともに良いと言えますね」

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ー相手陣地でプレーする時間が多かった
「栃木戦の反省として、自陣でプレーすることが多かった。自陣でたくさんボールを動かしたいわけではない。いかに敵陣に入ってサッカーをするか。それを前日からテーマとしてやってきた。そこは前回より良かったです。崩しの形は、もっともっと…。1本目と2本目、3本目とで色々違うので。全体的に課題はあるな、と。最後のゴールはチームで取り組んでいる形から生まれた。同点ゴールの直前ぐらいから何かを思い出したのか、分かるようになったのか。4本目のメンバーがやってくれた。逆転できたことは非常に明るい材料」

ー選手の仕掛けがよく見られた。成長を感じるか
「あると信じてますが、選手たちはこれからも時間をかけて、成長しなければいけない。きょうの3本目は非常に停滞感があった。流れが悪くなったときに、引き戻すようなパーソナリティーを見せられなかった面がある。3、4本目のメンバーは昨年、トレーニングマッチを組めなかったり、試合にほとんど出られなかった選手たちなので。僕は、選手たちの価値という話をした。そういう時に何ができるのか、どのように次のプレーを考えるのか、どのように周りに影響力を与えるのか。そういうところは、まだまだ足りない。それが1、2本目のメンバーとの大きな違い」

ー2本目途中で入ったメンバーはチームのパフォーマンスを落とさなかった
「今は11人プラスアルファのところが、徐々に埋まりつつある。きょうの4本目のメンバーにも芽が出てきた選手がいる。(戦術理解度の高い)15、6人から20人のグループへ、いかに早く持っていけるかが大きなテーマになる」

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