新米パパ・中島 来季は巻き返す 野口観光ファン納会に参加
イケメンがイクメンに―。日本ハムの中島卓也内野手(30)と宮西尚生投手(36)が14日、洞爺町のホテル「湖畔亭」で、野口観光による「ファイターズファン納会2021」に参加した。11月に長男が誕生した中島はこのオフ、自主トレと並行して育児にも奮闘している。パパとして、来季は巻き返しを図る。
11月に長男誕生
「彼氏にしたい選手権」を何度も制していた中島も、すっかりパパの顔になっていた。トークショー内で行われた質問コーナーでは、「おむつを替えてますか?」などといった育児に関する質問が集中した。
「できるときはいつも替えてます。気づいたらやるっす。特にオフシーズンなので」と奮闘ぶりを明かした。コロナ禍での出産となったが、「感謝しています。かわいいですね」と頬を緩める。
長男が生まれたことで、現役を長く続けたい気持ちは強くなった。「物心がつくまでは、野球をやっていたい」と気持ちを新たにした。「野球選手だったんだよ、って言葉で伝えるよりも、目でしっかり見て覚えてほしい。生で見てほしい」
今季は67試合に出場し、打率・186、出塁率・275と苦戦した。打撃強化は最優先事項になる。「とにかく塁に出るのが一番。出塁率を上げられれば、打率も残ってくる。盗塁も増えると思う」と出塁率アップを狙う。家族のためにも、来季は必ず躍動する。
(十島功)
■宮西 ツルさんに敬意
13日に引退会見を行った鶴岡と、最後にバッテリーを組みたかった。「今季最後の登板のときも(鶴岡が1軍に)登録されてなかったから実現できなかったんですけど、ツルさんと組みたかった」と明かした。「どれだけデータの準備をして、(対策を)考えていたか。だからピッチャー陣からの信頼を得ている。すごいキャッチャーやったなと思います」と振り返った。(洞爺)