コンサドーレ
2025/01/21 20:10 NEW

荒野拓馬 深まる連係に手応え「一人一人が理解し始めた。理解があるから自信を持ってプレーできる」

試合中にチームメートへ指示を送るMF荒野=撮影・宮西雄太郎

【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月21日、沖縄・読谷村陸上競技場
▽練習試合(35分×4) 札幌2-1長崎(0-0、0-0、0-1、2-0)
札幌得点者:田中宏、佐藤

 北海道コンサドーレ札幌のMF荒野拓馬(31)が21日、J2長崎とのトレーニングゲーム(35分×4本)に出場した。1、2本目に合計70分間プレーし、収穫と課題を得た。岩政大樹監督(42)の戦術を深く理解する攻守の要は、シーズン開幕へ向けて順調に段階を踏んでいる。

 

 

主力組で臨んだ1本目は攻守で圧倒

 意思統一された動きで、ゲームを支配する。主力組で臨んだ1本目は、攻守において相手を圧倒した。札幌は敵陣深くで何度もボール奪取に成功し、ビッグチャンスを獲得。決定機を逃し得点こそ奪えなかったが、鋭いショートカウンターでゴールに迫り続けた。

 「守備の部分では、チームとして取り組んでいることが出た場面が多かった。相手のレベルが段々と上がってくる中でも、しっかり主導権を握ってプレーできたと思います。ただ攻撃は、もうちょっと…。もっとチャンスをつくれたら」

「いかに敵陣に入るか」選手が体現

 岩政監督は長崎戦を前に「いかに敵陣に入ってサッカーをするか」と、明確なテーマを掲げていた。この日は指揮官の言葉を、選手たちが見事に体現した。

 最前線からの連動したプレスでパスコースを限定し2人目、3人目で奪いきる。ゲームの随所で見られた積極的なディフェンスについて、荒野は「一人一人が(岩政)大樹さんの戦術を理解し始めていることが大きい。理解があるから自信を持ってプレーできる」と確かな手応えを感じ取った。

今キャンプでよく見られる光景とは…

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