２１日に沖縄・伊江島で行われている日本ハム選手の自主トレを取材した。日焼けもあってか、細川の見た目が一段とワイルドになっているように感じた。

　ロングヘアに顎ひげ。昨年３月から髪を伸ばしている上川畑が「凌平だけは慕ってくれている」と言っていたのを思い出し、話を振ってみると「僕が大悟さんに憧れているので。マジ、カッコイイです」と熱く語ってくれた。

　細川にとって、同じ内野手の先輩は〝師匠〟のような存在。「いつもお世話になっています。エスコンに行く時も、大悟さんの車に乗せてもらっていた」。オフに入ってからも、ＬＩＮＥで連絡を取り合っており「服とか買って、これどうですか、いいぞと。渋さを求めていけと」とアドバイスをもらっている。

　最近では、２軍施設のある鎌ケ谷で練習する上川畑の写真をＳＮＳで発見し、「ニット帽をかぶって髪の毛がバーン出て。めっちゃ渋かった」と大感激。「大悟さん、これさすがに渋いっすよ」とメッセージを送ったという。

　その際には「女子ウケは狙えへんぞ」とも言われたそうで、細川にも思い当たるエピソードが。「あー、髪の毛は確かに言われますね。お母さんと妹。評判が悪いというか、いつ切るの？みたいな」。それでも、意思はぶれない。

　ともに自主トレをしている先輩と比較し「野村さんは超イケメンなので。王道イケメン。僕はそこ、行っていないので。そこで勝負しない。渋いところで。僕は渋さを貫きます」。目指すは渋くてカッコイイ男－。２２歳の挑戦を勝手に応援しています。