【一問一答】根本悠楓 ライブBPで打者6人をピシャリ!
日本ハムの道産子左腕・根本悠楓投手(21)が22日、千葉・鎌ケ谷の屋内練習場でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、3三振(見逃し1、空振り2)を奪うなど、打者6人に対してヒット性の当たりを許さなかった。巻き返しを図るプロ5年目シーズンに向けて、順調ぶりをアピールした。一問一答は以下の通り。
―ライブBPに登板した
「1月に一回したことありましたけど、ちょっと早いですね」
-以前、(沖縄の)先乗りでやっていた
「やっていました。3年目(のシーズン)ですね」
-きょうはなぜ?
「先乗り行っちゃうので、先乗りのところでできるか分からなかったので、こっちでやっておこうかなって。ずっと強い球を投げていたので、投げても大丈夫かなって」
-手応えは
「いい方だと思うんですけど、最初なので真っすぐも結構、走っていた。もっと良くなると思う」
-変化球は
「だいたい全部、投げたんですけど、思ったより良かったです。最初にバッターに投げる割には」
-変化球で空振りも
「まあ、この時期なのでピッチャーの方が(状態がいいので)」
-空振りを取ったのはスライダーか
「スライダーとフォークですね」
-年が明け、これまではチーム白井(白井康勝スカウト)で、エスコンでやっていた
「初めてだったので。いつも鎌ケ谷だったので、新鮮な気持ちで自主トレできました」
-身に付いたことは
「テイクバックのことはちょっと教えてもらいました」
-伊藤からか
「はい。力が入ったりするので、そこをちょっと、どうすればいいか聞きました」
-力を抜く?
「意識するところが手じゃなくて、手首ら辺を意識した方がいいよと言われて」
-指先じゃなくて?
「この辺(手首)、意識したらいいと言われて」
-固めるみたいな?
「いや、固まっちゃうので自分、悪い時は。それをここ(手)を意識するんじゃなくて、この辺(手首)を意識して」
-力が抜ける?
「そうですね。良かったですね」
-ライブBPで特に試したかったボールは
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「フォーク、スラを試したかったですね」
-フォーク、スライダーがどれくらい、いけるかがテーマか
「いや、きょうは真っすぐをちゃんと強く投げられるか。ストライクゾーンもアバウトで真っすぐをしっかり投げられるか、やっただけです。フォーク、スラをちょっと多めに、という感じで。基本は真っすぐでって感じでした」
-思い通りに投げられた
「そうですね、割と。まずまずです」
-完成度は何%か。シーズンを100%としたら
「本当に最初なので、完成度とか、どうだろうな。試合でもないので分からないですけど、何パーと言われるのは難しいですね。良い方だと思います」
-データも測った
「はい。取っていました」
-MAXはどれくらい?
「(1)46(キロ)ですね」
-だいぶ力感は出ている感じか
「そうですね。この時期の室内で寒いですし、まあ割と出ている方です」
-今年はプロ5年目
「ここ2年の失敗を生かしてというか、それが全部、悪いことではなかったので。良いこともあったので気づけたというか。それを生かして今年はやって、今のところは順調にきています」
-強めのキャッチボールとか
「そうですね。キャッチボールずっとやっていましたね。毎年ちょっと休ませたいなって思って、12月とかの投げない期間とか、投げても軽くという感じだったの。それをしっかり強いボールでシーズン中のキャッチボールくらいでずっと投げていました」
-ウエートをやりながら
「ウエートも、ウエートだけやってすごい硬くなって、投げづらいのは2年目くらいから感じていて、3年目、4年目で強く思って。そのへんもピラティスを入れたりとか、ストレッチを多めにして、良くなってきました」
-ピラティスは今年のオフからか
「そうですね。12月からやっていました」
-これまでの最速は
「プロですか?(1)50(キロ)だと思います」
-きょうの相手バッターは全員が右打者。右打者対策か
「そんなことないです。たまたま右だった。人がいなくて」
-第1クール最終日に国頭で行われる紅白戦に合わせて調整しているか
「そうですね、そこでちゃんと投げられるように。なので、きょう入りました」
-キャンプは2軍スタート。悔しい思いもあるか
「結局、キャンプで1軍にいても、3月に落ちたら意味ないので。じっくりできるということなので、のんびりもしていられないですけど、自分のペースはしっかり持ってやっていきたいです」
-フォームの調整も含めて順調に来ているか
「はい。フォームはあんまり変えていないですけど」