日本ハムのドラフト１位ルーキー・柴田獅子投手（１８）が２３日、同期の高卒新人たちとともに、千葉・鎌ケ谷でＪＲＡ競馬学校騎手課程４１期生との交流会に参加した。木馬での乗馬体験では、ジョッキーを目指す同年代のスター候補たちに指導を受け、ムチを片手に奮闘。華麗に乗りこなし、抜群の運動神経とセンスを見せつけた。続くティー打撃体験では、お返しとばかりに手本を披露。豪快なスイングで、プロ野球選手の実力をアピールした。一問一答は以下の通り。

―新鮮な体験だったのでは
「そうですね、新鮮でした。乗馬体験は（育成２位の）渋谷が先頭でやって、どんな感じかじっくり見られたので、それが良かった。最初だったら恥ずかしかったので、最後で良かったです。楽しいですね」

―かなり様になっていた
「学習能力です。前（で体験した渋谷、川勝、清水大）を犠牲にして（笑）」

―３人の体験を見て何を見極めたか
「（３番手だった）清水が結構、うまかったので、清水のおかげです。すぐできました。うまかったですか？　ヘルメットがちょっと小さかったですね（笑）」

―競馬を見た経験は
「全くないです。友だちと、ゲームセンターにあるやつをやったことはあるんですけど、全く分からなかったです。とりあえずランキングの高い馬にコインを入れていました（笑）」

―知っている名馬は

「キタサンブラックしか知らないです。最近、知りました。乗馬体験があると言われて調べました」

―ムチも上手だった
「空振ると思っていました」

―どこが大変だったか
「足がヤバいです。太ももがすごくきついので、練習よりきついです。良いトレーニングになりました」

―ジョッキーのすごさを感じた
「すごいですね。細く見えるんですけど、筋肉質で、すごいです」

―無事これ名馬という言葉もある。キタサンブラックのような選手に
「そうですね。元気でやっていきたいです」

―１着を取りたいものは
「ポール間のラン（メニュー）では、だいぶ飛ばして走っています。１本目は。２本目からは体力がなさ過ぎて。１着を取りたいですね」

―キャンプでも走るメニューがある。先頭を狙うか
「あんまり調子に乗りすぎず、ペース配分をしっかりやりたいです」

―バッティングも楽しそうだった
「（新人合同自主トレ期間中は練習制限があり）振れないので、今ここで振っておこうと思って。せっかくなので」

―打てないストレスはあるか
「そうですね。ここで感覚を磨いておこうと思って、数をちょっと振りました（笑）」