コンサドーレ
2025/01/24 21:25

長谷川竜也が鮮やか先制弾! ゴールの過程に確かな手応え「チームとしてミスを誘発できた」

G大阪との練習試合1本目に途中出場し、先制点を決めたMF長谷川(左)=撮影・宮西雄太郎

【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月24日、沖縄・吉の浦公園ごさまる陸上競技場

▽練習試合(45分×3) 札幌2-2G大阪(1-0、0-2、1-0)
札幌得点者:長谷川、田中宏

 北海道コンサドーレ札幌のMF長谷川竜也(30)が24日、G大阪との練習試合(45分×3本)の1本目に途中出場し、先制点を叩き出した。チームは4度の対外試合を2勝2分けの好結果で終え、8日から始まった沖縄1次キャンプを打ち上げた。

(得点)24分長谷川

 

(失点)37分、42分

 

投入直後にいきなり結果

 圧巻の一撃が観衆の度肝を抜いた。先制弾には、プロフェッショナルな男の技術と思考が詰まっていた。負傷した白井に代わってピッチに立った長谷川が、交代直後にいきなり魅せた。

 左サイドのタッチライン際でボール奪取に成功すると、瞬時に相手GKの位置を確認。迷いなく左足を振り抜き、無人のゴールにロングシュートを突き刺さした。

 「(GKの)一森選手は上手な選手。ビルドアップに参加するのは、試合をやる前から分かっていたこと。獲った瞬間は常にキーパーの位置を見ている。前に出ていたので、丁寧に蹴り込めば入るだろうなというイメージでした。プロらしいゴールができて良かった(笑)」

1本目24分に先制ゴールを決め、チームメートと喜ぶMF長谷川(右から2人目)

 

戦術浸透で意図的にボール奪取

 良い守備が、良い攻撃を生む。クラブの目指す攻守一体のスタイルが、沖縄キャンプを過ごす日々の中で浸透してきた。敵陣内で複数人が連動し、高い位置でボールを奪う。先制弾までのプロセスに、確かな手応えを感じ取る。

 「チームとして前線のハメ方、後ろのスライドが良い方向に出た。結果的に僕のところへ転がってきたけど、あれはチームとしてミスを誘発できたと思っている」

自信と課題は表裏一体 「目が合うときは分かるけど…」

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