照準はあくまでも「３・２８」の開幕　

　日本ハムの浅間大基外野手（２８）が２５日、沖縄・名護で行われている先乗り合同自主トレに参加。春季キャンプの２軍スタートが決まっているが、「開幕１軍」に照準を合わせ、じっくり調整を続けていく。

〝鬼門〟となっている春季キャンプ

　今季１１年目のシーズンを迎える浅間にとって、開幕直前をどう乗り切るかが鍵になりそうだ。昨年は３月中旬のオープン戦で右手首を痛めて離脱。おととしはキャンプ終盤に左足首を負傷し、手術に踏み切った。

　２年連続で故障に泣かされており、「マジでいいスタート切りたいなと思います。キャンプインも大事ですけど、開幕にちゃんといれるように意識してやっていきたいです」と言葉に力を込める。

納得の２軍スタート

　現時点で手首、足首の状態は「継続課題って感じです。去年に比べて、良くなっています」と上向きだ。

　「いろんなことも含めてのファームスタートだと思う。どっちスタートでも、開幕に１軍で入れれば良い。自分のペースを守りながら、やりたいなと思います」と冷静に受け止めている。

頼りになる相方　秘密主義の２人で…

　このオフは「秘密主義者なので」と、２軍施設の鎌ケ谷にはほとんど姿を現さず。〝大ちゃんず〟の相棒で同学年の上川畑大悟内野手（２８）と、ひっそり練習を行っていた。

　打撃スタイルは異なるものの、同じ左打ち。「オフは結構、大悟と（練習を）やっていた。大悟から勉強になることもたくさんあるので。サイズとか、打ち方とか、いろいろ違いますが、動き的なことでバッターとして共通して大事なことは、大悟から学んだりしています」

〝大ちゃんず〟でチームをけん引だ！

　この日も室内練習場でバッティング練習を行った後、上川畑とスマートフォンで撮った動画を見ながら話し込むシーンがあった。

　「いろんな部分で刺激をもらっていました」。今年は開幕から〝大ちゃんず〟で、大暴れしたい。