ファイターズ
2025/01/25 20:00

【一問一答】生田目翼 充実の「チーム青柳」合同自主トレ 来季へ諦めたくないことはー

ブルペン入りした生田目=撮影・近藤裕介

 日本ハムの生田目翼投手(29)が25日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪れ、2年連続で参加した「チーム青柳」の成果に触れた。8日から22日まで、静岡の沼津で元阪神の青柳晃洋投手(31)を中心とした合同自主トレが行われた。阪神から米大リーグのフィリーズへ移籍することになった先輩右腕の熱い助言に感謝し、来季の奮闘を誓った。取材に応じた一問一答は以下の通り。

―青柳との自主トレを終えて
「ヤギさん? 相変わらずですよ、天才。マジで教えるのうまいです。だから分かりやすいし。福田も言っていなかった? 言語化が上手。うらやましいです」

―心に刺さったことは
「僕はそこまで言われなかったです。もうできるから、あとはタイミングだけ。足を着いて投げるというのをずっとやっていたんですけど。そのタイミングが合えば、問題ないからと言われて。『おまえ、体の使い方がうまいし、タイミングだけつかんで、あとは自分を許せる範囲を広げてやれ』と言われました。それ、めちゃめちゃ深くないですか。自分を許す。去年、43試合に投げさせてもらいましたけど、それが普通だからというのは、もちろん言われました。これがまず基準になるから、その基準を超えていかないといけない。周りはそれができて当たり前と思うから。おまえもそう思わないといけないけど、許せる範囲を広げてやれと。それこそ1―0(の展開)で投げました。先発の勝ちを消しました。けど、同点でそのまま試合が終わりました、引き分けで。チームを負けさせていないから、という大きな心を持ってやれ、と言われました」

2024年5月29日の交流戦・阪神戦。試合前に笑顔で言葉を交わす生田目(右)と青柳

 

―今までだと、追い付かれたら大きなダメージを感じていたか
「そうですね。やばい立場が…せっかく上がってきたのにと。そういう話を聞くと、やっぱりさすがだなと思いますね」

―ここまでなら自分を許せるというラインは
「それはまず、シーズンが始まってからでしょ。全然、自分は立場が決まっていると思っていないので。そもそもずっと1軍に入れるかも分からないし、開幕すらも。もちろん開幕は狙いたいですけどね。キャンプからしっかり投げられれば」

―きょう、ブルペンに入り。手応えは
「きょうは、まあまあ思った以上に球速は出ていたかなと。それなりにいろいろと考えながらできたので。ちょっと球数は多くなっちゃいましたけど。良かったです。球数は50ぐらいですかね。球速は146キロくらい出てたかな。1球だけですけど」

―青柳との沼津自主トレでは何度、ブルペン入りしたか
「立ち投げ1回の座り1回なので、2回ぐらいしか入ってないです。きょうが3回目ぐらいですかね。あとは(キャンプ地の沖縄へ)先乗りで行くので、そこから1回ぐらい入れれば、という感じですね」

―投球感覚はどうか
「いや、まだちょっとずれています。タイミングもそうだし、あとはリリースの問題とかもあって。でも、全然まだこれからなので。投げられたことに意味があるのかなと思います」

―今回の合同自主トレに福田を連れて行った。気を使ったか

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