【一問一答】加藤貴之 視界良好ブルペン30球 開幕ローテは「競争」
日本ハムの加藤貴之投手(32)が26日、先乗り自主トレ中の沖縄・名護でブルペン入りし、捕手を座らせて30球を投げた。昨季10勝を挙げるなど経験、実績ともに十分だが、開幕ローテーションについては「競争」と断言。キャンプ中から地力を示し、限られた枠をつかみ取るつもりだ。取材に応じた一問一答は以下の通り。
―ブルペンで30球
「(名護での)初投げにしては、いい感じでできたかなと思います」
―自主トレ先のかずさマジックでブルペンに入っていたか
「2回。ショートだったので。あまり18メートルというのは…。寒かったというのもあったので。暖かいところで投げられるようにと準備だけはしてきました。いい感じで投げられたので良かったです」
―持ち球は一通り投げたか
「投げていないです。シュートとチェンジアップと。まだ自主トレなので。キャンプに入ってからしっかりと球数を投げていこうと思います」
―例年、キャンプ序盤に多く投げているが
「そこは変わらずに投げていきたいと思っています」
―去年は2ケタ勝ち、規定投球回も。そこは最低限いきたいか
「そうですね。イニングもそうですし、しっかりと先発ピッチャーとして(役割を果たしたい)。まだ決まっていないので、ローテーションは。金村と大海だけなので。そこはしっかりと競争に勝てるように頑張ります」
―開幕カードに食い込みたいというイメージは
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「みんな、いいピッチャーが多いので。そこは本当に競争に勝たないと。そんな権利、ないので僕には。大海と金村だけなので、決まっているのは。上原も根本もちゃんと投げているので、負けないように頑張ります」
―アピールする、という気持ちが強いか
「そうですね。まだまだ何も決まっていないと思うので。しっかりと練習して投げて」
―一昨年は開幕投手に決まっていた。指名されていない方がやりやすい面はあるか
「(当時は)開幕が決まっていてローテーションの1枠が決まっていた。今の方が緊張感を持ってやれているのかなと。何も決まっていないので。2人だけなので。そこだけ」
―開幕投手を経験。金村にアドバイスをするなら
「何もないです、本当。自然のままで。意識せず、頑張ってくれたらいいと思います。僕、負けたので(笑)。勝ってもらえたらいいなと思って。僕負けたので」
―雪辱の思いは
「そうですね。いつか開幕投手、もう一回やらせてもらえるように頑張ります」
―やりたい思いも
「指名されたら頑張ります。指名されないと権利ないですもんね。それくらいですかね」
―脱毛していると
「この間、2回目が終わって。顔周りはやっぱり痛かったです。足とか、思ったほど痛くはなかった。もしかしたら次、強さを上げて。顔はまだレベル1なんですけど、耐えられるように。そった感じは違う。2月1日、ちゃんとそってくるので見ておいてください」