ファイターズ
2025/01/26 21:00

松浦慶斗 自主トレ費用負担してくれた河野竜生と3つの約束「ケガしない」「トレーナーへの恩返し」あと一つは…

練習を終え笑顔を見せる松浦=撮影・近藤裕介

タイトルホルダーとの貴重な11日間

 日本ハムの高卒4年目左腕・松浦慶斗投手(21)が1月5日から25日まで、チームメートの河野竜生投手(26)とマンツーマンで合同自主トレを行った。26日は鎌ケ谷で体を動かし、タイトルホルダーとの貴重な11日間を振り返った。

 先輩が組んだ練習メニューに、必死で食らいついた。岡山にある河野夫人の実家内につくられたジムで、何にも代えがたい充実の日々を過ごした。

朝はピラティスからスタート

 「練習も食事も、全て河野さんが段取りしてくれた。最初はめちゃくちゃきつくて、これいけるかな、と思っていたんですけど、内容がしっかりしているので、一日が終わるのも早い。朝から晩まで練習していてもすぐ終わる。(午前)6時半ぐらいに起きて、7時に(ホテルを)出て、8時ぐらいにピラティスからスタート。終わるのが(午後)4時半とか5時半でした。長い時間やっているんですけど、ムダな時間はなかったと思います」

 昨季、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した左腕のトレーニングを体感し、トップレベルの〝基準〟を理解した。「一緒に練習して気づいたのは、一流の選手ほど練習量がすごく多いなということ。ランニング、ウエートも一つ一つの質が高く、量が多い。(プロ)1、2年目、自分なりには結構(練習を)やっていたと思うんですけど、今のままでは(河野ら1軍の選手たちを)抜けないなと。そういう発見があったので、すごく良かったと思います」。1軍定着を目指す21歳にとって、大きな収穫だった。

師匠からくらった「それじゃダメだよ」

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