【タイトル未定の日常】#40 谷乃愛と山下彩耶 もしメンバー内で生まれ変わるとしたら
今回の「タイトル未定の日常」では、谷乃愛と山下彩耶の2人に、お互いの印象や5人体制になってからのグループの雰囲気などを語ってもらった。
ギャルっぽいのに真面目な彩耶
谷 「(山下)彩耶ちゃんはギャルっぽいイメージがあるけど、仕事になると向き合い方がすごくしっかりしているし、話す内容もちゃんと芯があって、みんな言っているけど、すごくギャップがあっていいなと思うよ」
山 下「ワンマンライブまでの時間があんまりなかったので、みんな真剣にやっているんですけど、レッスン動画を見ていたら、(谷)乃愛ちゃんが一番ライブと変わらないです」
谷 「嘘だ~!」
山 下「一番アイドルだなって思います。もちろんライブの方がもっとキラキラしているんですけど、レッスン動画でも乃愛ちゃんは自分の見せ方ができているなっていうのはすごく感じます」
谷 「嬉しい~。彩耶ちゃんはめっちゃ真面目だよね。私たちと練習するときには、もう振りが全部(自分の中に)落とされていて、20曲以上もあるのに全部きちんと覚えてきていたから『すごっ』って思ったよ。真面目だよね?」
山 下「ギャルっぽいって最近言われるようになったんですけど、そう見えるのに真面目だよね、ともすごく言われるので、逆にそう(ギャルっぽく)見えているからこそ、余計に真面目に見えるのかもしれない」
谷 「いやいやいや。でも、芯がめっちゃ強い人だと思う」
山 下「振りでちょっと分からなくなっちゃった部分があった時に、近くにいる先輩に聞くんですけど、誰に聞いても、すごく丁寧に教えてくださる。3人で話し合って、真摯に向き合ってくださるのは、すごく聞きやすいです。分からないままにしておくのは不安なので、ありがたいですし、その場で安心できるので助かってます」
世代間ギャップなくて女子校みたい
谷 「レッスンの時も人が増えたから、3人の時よりも盛り上がりが違う。女子って感じ。『初めてのメンバーなの?』っていうぐらい仲が良いよね。お姉さんたちの印象はどう?」
山 下「東京で活動していた時は私が最年少で、同期でも7個上の人がいて、年の近いメンバーが少なかったんですけど、今回は同じ世代なので話しやすいです。前ももちろんすごく楽しかったんですけど、近い年代の女子校感というか、話のジェネギャみたいなのがないし、同じような内容を共感して話せるのが、すごく新鮮です」
谷 「私もアイドル人生、全部(年齢が)下なんだよね。でもそこまで離れているわけじゃないから、本当に話しやすいし、不思議な感覚。(新メンバーは)2人とも個性が強すぎる」
山 下「それこそラジオも初回から結構、個性が出ていたかな、とは思いました。(個性を)つくろうとは思ってないですけど、どうせバレるので」
谷 「あはは。いいと思う。(多田)萌加ちゃんもあんなにフワっとしているとは思わなかった」
山 下「2人でいる時間が長かったから、そこで分かりましたね。でも、すごくきっちりかっちりな印象があったから、安心しました。近づきやすい空気で良かったなと思ってます。タイトル未定は全体的に天然な気がします。乃愛ちゃんもだし、(冨樫)優花ちゃんがもう」
谷 「ザ・天然って感じの」
山 下「ですね。毎日そういうのを見ているのが楽しいです」
谷 「冨樫にめっちゃツッコむよね」
山 下「もっと優花ちゃんのことを知りたいんですよ。レッスンの時もふとした時にちょっと天然なことをささやいたりとか、天然な行動とかがある。乃愛ちゃんと(阿部)葉菜ちゃんは多分それにもう慣れてる」
谷 「そうかもしれない(笑)」
山 下「彩耶と萌加ちゃんはそれが可愛くて、面白くて。何でそんなみんなスルーできるの? って思います。もう見慣れたんでしょうけど。ツボが浅いので、すぐに言いたくなっちゃうんですよ」
ラーメンとお餅… ジンジャーエールには…「鳥肌立った!」
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谷 「苦手な食べ物、同じだよね?」
山 下「そうでしたね」
谷 「食べられないわけじゃないけど、人生になくてもいいなと思うのがラーメンとお餅」
山 下「何かラーメンとかお餅の話題が出ていた時に『彩耶もです』みたいなのは言いましたね」
谷 「みんな好きなものだから珍しいよね」
山 下「だからこそ共感できたのかな」
谷 「ジンジャーエール好き?」
山 下「(首を横に振る)」
谷 「え!? 怖い! 私もジンジャーエール、苦手なの」
山 下「本当ですか? ジンジャーエールっていうか、ジンジャーがあんまり…」
谷 「そう!…鳥肌立った」
山 下「生姜にそこまで惹かれないというか」
谷 「生姜焼きは食べられる?」
山 下「食べられるんですけど、自分では選ばないですね」
谷 「あ~、分かる。びっくりした」
山 下「絶対まだまだいっぱいある気がする」
谷 「ありそう。こんなに似ることがあるかな?」
私が持っていないもの
山 下「逆に、乃愛ちゃんのアイドルらしさは私が持ってないものです」
谷 「え、アイドルらしさあるでしょ!」
山 下「本当ですか? ギャルって言われすぎて、ないのかなって」
谷 「別だよ、それは。彩耶ちゃんはポジティブだよね。何でもイエーイみたいな感じ。私はあんまりそういう風に捉えられないかも」
山 下「ネガティブ寄りですか?」
谷 「ネガティブ寄りかも。特に自分のことに関してだったら、めっちゃネガティブ」
山 下「えー、意外です。そういうのを家族に相談したりしますか?」
谷 「うん。お母さんがいないと生きていけない」
山 下「ポジティブさは昔から周りに言われてました。それこそ萌加ちゃんにも『私すごくネガティブだから、同期が彩耶ちゃんで良かった』って言ってくれました。自分でも誰かに相談する前に解決しちゃうことが多いかもしれない。もちろん悩むことはあるので、そういうのは家族に話したりします。乃愛ちゃんがネガティブなのは、めっちゃ意外なんですけど」
谷 「本当に? 私は、どネガティブ。解決方法は全く同じで、家族に、特にお母さんに何でも話しちゃう。きょうの出来事は〇〇でした! みたいな感じで。お母さんもちょっと過保護なんだよね、多分(笑)。お母さんのおかげで解決したことめっちゃある」
山 下「それが表に全然見えないのがすごい」
谷 「え、出てるよ。ここ最近はちゃんと自分が分かるようになったけど、その前までは全然、自分のキャラとか個性が分かってなかったから、もう悩んでますっていうのをめっちゃ出してた。『みんな教えて!』みたいな感じで。多分、ファンの人も知ってると思う」
山 下「彩耶は甘えん坊って言われないことがないです。すでに萌加ちゃんにも頼っちゃってる」
谷 「えー、そう? 萌加ちゃんは彩耶ちゃんがめっちゃ引っ張っている気がする。萌加ちゃんが『大丈夫かな?』みたいな感じなので、めっちゃ引っ張ってると思うし、だからしっかりしてるなと思う」
山 下「『メンタル面では本当に支えになってる』と言われたので、ポジティブとネガティブがいい感じに混ざっているのかなと思うんですけど、そういう部分じゃなくて、例えば2人で現場に来てくださいとなった時、行き方が分からなくて、どうしたらいいの? っていうのを全部『こうだよ』って提示してくださるので、本当についていくだけ。甘えん坊で生きてきちゃったから、もう変えられないです。両親もすごく甘いので」
歌声がきれいなアイドルになりたい
山 下「乃愛ちゃんはメンバーの中で生まれ変わるとしたら誰がいいですか?」
谷 「冨樫かな。声がきれいすぎて、歌った後に気持ちいい顔をしてやりたい。それなのにおもしろいから、私が冨樫になって、おもしろいところをもっと出してやりたいと思う」
山 下「それ言ったら、乃愛ちゃんも人のこと言えないぐらい、声きれいですけどね」
谷 「えー! 何を言っている。もう全然、色がなさ過ぎて。他の2人はずば抜けてできているものがあるじゃん。歌とトークとか」
山 下「(谷は)アイドル」
谷 「いや~、どうだろうね」
山 下「彩耶は生まれ変わるなら乃愛ちゃん。アイドルなんですよ。歌割りが確定する前に松井さんに歌を確認をしてもらう時があって、その時に歌声の話になって、彩耶が名前を出したのが乃愛ちゃん」
谷 「えー! 何で?」
山 下「3人とも、もちろんすごいんですよ。その時に乃愛ちゃんのことについて、松井さんとすごく話したんです。『谷は元々高いキーも低いキーも両方出るんだけど、プラスで活動していく上で、どんどん上達していった』って言ってました」
谷 「嬉しい。やったー! あんまり歌とか褒められないから嬉しい。やっぱり歌だと冨樫っていうのがあるから、めっちゃ嬉しい! これから一緒に頑張っていこうね」
山 下「よろしくお願いします!」