本拠地開幕戦に照準　熱投２０球

　日本ハムの伊藤大海投手（２７）が２８日、沖縄・名護で行われている先乗り合同自主トレに合流。本拠地開幕戦となる４月１日（火）のソフトバンク戦に照準を定め、ブルペンで約２０球を投げた。

「４・１」ソフトバンク戦は火曜日

　この日の最高気温は１５度。冷たい風が吹く中、伊藤は試合と同じ半袖スタイルで投球練習を行った。

　「エスコンの方が暖かいです」と苦笑い。それでも、合流初日からブルペンに入ったにはワケがあった。先発が内定している「４・１」　ソフトバンク戦は火曜日。「きょう、火曜日なので。サイクルをつくるため、きょうなんか無理して投げた感じです」と明かした。

昨シーズン同様に「マイペースで」

　プロ野球のシーズン開幕は金曜日。大役を務めた昨季は、先乗り自主トレから中６日の登板サイクルを想定し、金曜日に出力の高いピッチングを行ってきた。今年も同様の調整を続け、キャンプイン後も「マイペースで」。第１クール最終日となる４日（火）のブルペン入りを見据えている。

初実戦登板は今季も３月１日前後

　昨年のシーズン初実戦登板は３月１日だったが、今年も同時期となりそうだ。「そのイメージで大丈夫だと思います。コーチが来てからミーティングで話すことになりますけど。逆に焦らずゆっくりできるのかな」

　昨季投手２冠のエースは〝決戦の火曜日〟へ独自調整を続けていく。