ファイターズ
2025/01/28 20:25

調整順調の山本拓実 中日からFA移籍の福谷は「すごく頼りになる人」 元中日トリオで食事会も

福谷(左)とキャッチボールに向かう山本拓(右)=撮影・桜田史宏

先乗り合同自主トレで順調に調整中

 日本ハムの山本拓実投手(24)が28日、沖縄・名護での先乗り合同自主トレでブルペン入りし、順調な調整ぶりを見せた。

 この日からFAで新加入した福谷浩司投手(34)が合流。中日時代から付き合いがある「仏」のような大先輩のサポート役も買って出た。

宮古島では朝型 ブルペンにも「3、4回」

 名護入り前は、ソフトバンクの上沢らと温暖な宮古島で合同自主トレを行っていた。「そこでは3、4回ぐらいブルペンに入って。本当か分からないんですけど、一回、150キロが出て。よしっと思って」。状態の良さに手応えを感じていた。

 宮古島での合同自主トレ期間中は、朝5時に起きて同6時からウエートトレーニングに励んでいた。上沢が「朝ウエートしたくない?」と提案。朝6時起床で自主トレをしていた伏見を引き合いに出し「超朝型。たぶん寅威さんを超える朝型でした」と振り返る。

沖縄でも〝朝活〟を継続 

 肩甲骨周り、体幹周りのトレーニングも重点的に行い「いい体づくりができたなっていう。投げるための下地がすごくできた」

 〝朝活〟は名護でも継続しており、朝8時前には球場入りし「1時間ぐらいストレッチと、ピラティスのトレーニングであったり、体幹周りとか、体のバランスを整えてから練習入るようにしてます」

文字通りの小さな巨人 160キロの大台も視野

 167センチと小柄な山本拓だが、力強いボールが持ち味。昨年のオープン戦では自己最速の156キロを計測し、シーズン中は154キロがマックスだった。

 「どれぐらいの球速が出るのか。球速をあんまり気にしすぎたらダメですけど、やっぱり出るに越したことはない。この身長で160キロとか投げたら、自分でもすごいなって思う。160センチ台で、160キロはたぶんいないと思う。球速で野球するわけじゃないですけど、そこは目指してもいいのかなっていう。出したっていうより、出ちゃったぐらいの感じで。それぐらい出せるぐらいのトレーニングとかを積んできてるつもりではあるので、どうなるか自分も楽しみです」

頼れる大先輩の加入を大歓迎 「仏ですね」

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