《SHINJOの信条》（現時点でレギュラー確定は）ない。みんなが必死こいて取りにくると思うから
■キャンプイン前日（１月３１日、沖縄・タピックスタジアム名護）
―３月１日、２日に台湾で交流試合が予定されている。右脇腹を痛めた古林の登板は難しくなったか
「いや、そんなことはないんじゃないですか。そこまでひどくはない。すごいトレーナーが揃っていますので、日本は。（治療、ケアに適した）機器もあるし。早く治ってもらえたら。早く見たいという気持ちがあるから。めっちゃ楽しみですよ。沖縄で丸刈りにしてきたんだ。かわいい顔していますよね（笑）」
―対照的に球はすごい
「すごそうな体形している。身長は１８４センチぐらい？ 本人はワクワクしていると思いますよ。台湾代表。台湾の選手といえば、もう（元中日の）郭源治さん」
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―（中日、阪神で活躍した）大豊さんも
「あ、大豊さん、めっちゃ仲良かった。めちゃくちゃ部屋に来ていた。野球の話をずっとしているんだけど、あなた左打ちやろと。俺、右打ちなんだよと思いながら。日本語もペラペラだったし。ようバットを振っていましたよ。移動中も常に一本足で立っていたし」
―新庄監督の部屋まで来て話していたのか
「そうそう。大豊さんがトレードでタイガースに来たので。めちゃくちゃいい人でした」
―全体ミーティングも行われたが、監督から伝えたことは
「もう、けがをしないように。けがをしたら、置いていくよと。けがをされると狂ってくるから計算が。おかしいかなと思ったら、大きなけがになってしまう前に治したら、そんなに慌てることがない」
―清宮も問題なくキャンプに臨めそう
「うん、大丈夫大丈夫。そんなに慌てず。キャンプが始まって…でも、若い子たちは焦る気持ちでやってもらわないと。アピールは今の時期から始まっているから」
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―過去３年と違い、各ポジションに複数の有力選手がいる
「それをつくってきたから、１年目から。だから今がある。トレードは別として。郡司くん、水谷くんが入ってきてさらに層が厚くなったしね。今年が一番、楽しみかな。レギュラー争いは。誰になるか。できたら８人でいきたいからね。１４３試合、８人で回したいぐらい。そのためにはキャンプとオープン戦でつかみ取りなさいと。そうしていかないと、勝てないですからね」
―昨年はこの時期、万波のレギュラーを公言していたが、今年は
「ない。分からない。みんなが必死こいて（レギュラーを）取りにくると思うからね。（最終的に）３、４人ぐらいは１４３試合、出てほしいですよね」
―開幕４番は野村と予告しているが、守備位置は自らつかんでもらうのか
「ですね。いろいろ守らせて。野球は打つだけじゃないから。守りも大事になってくるから。どのポジションがいいか。急に上がる時があるから、守備力は。あれ、うまくなったと。それも楽しみの一つではありますね。しゃべることない、そんなに（笑）。まだ始まっていないし。試合が始まってくると、また変わってくるから」
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―スイッチは入ったか
「まだかな（笑）」
―あした、キャンプ初日を迎えたら変わるか
「いや、あまり変わらない（笑）」
―今年は選手を見ることがメインに
「どこからでも見ています。練習から」
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