新庄監督が構想披露 野村の15試合、ダブル方程式… キャンプイン前夜恒例の花火大会で番組出演
キャンプ地名護の空を彩った2000発の花火
日本ハムの春季キャンプに合わせた花火大会が31日、沖縄・名護で行われ、約2000発の花火が夜空に打ち上がった。
新庄剛志監督(53)はイベントに合わせてCS放送「GAORA」の番組に出演。開幕4番に指名した野村佑希内野手(24)に与える期限や、リリーフの〝ダブル方程式〟構想を明かした。
SHINJOスペシャルナイトで次々と注目発言
新庄監督がプロデュースして始まったキャンプイン前日の花火大会は、今年で3回目。選手たちも花火や催しを観覧できる球場のスタンドに集まり〝前夜祭〟を楽しんだ。
指揮官は、GAORAで生放送された「SHINJO スペシャルナイト 2025 ~大航海のその先に~」に出演すると、今季の戦いにかかわる注目の発言を繰り出した。
期待の若きスラッガーに言及 「人生懸けろと」
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覚醒を期待する野村について聞かれると「開幕4番と言ったんですけど、ずっと4番で使うとは言っていませんよね。僕の頭の中では15試合。15試合で結果が出なかったら、もちろん2軍に落とすし。人生懸けろと。結果を残しなさいと。2年目かな。万波くんに10試合あげたんですよ。そこで今の万波くんができたので」と説明した。
セットアッパー4人体制
続いて話題がリリーフ陣の起用法に及ぶと、斬新な計画を披露した。
「今年、考えているのは七、八、九回の勝ちパターンを2パターンつくりたい。そうすれば(3連投を避けて)1日、休めるじゃないですか」。すでに守護神として田中正、斎藤の2人を指名している。七、八回を任せられるセットアッパーを4人選定することで、負担を軽減しながら長いシーズンを乗り切るつもりだ。
4年目もSHINJO流を継続
番組内で「共に優勝を目指して。大航海は続きます」とファンにメッセージを送った新庄監督。就任4年目も型にはまらず、手腕を発揮する。