日本ハムの郡司裕也捕手（２７）が１日、沖縄・名護キャンプで、中日時代のチームメートで慶大の先輩でもある福谷浩司投手（３４）とのバッテリーを再結成。ブルペンでFA加入した右腕のボールを受けた。練習後の一問一答は以下の通り。

―福谷のボールを受けてどうだったか
「飛ばしすぎですね。初日から非常に投げすぎです」

―ボールを受けることになった経緯は
「福谷さんがコメントで、宮（西）さんが端っこにいかなかったから、みたいに言っていましたけど、僕のことを探して来ましたね、絶対。と、信じています」

―自らアピールした
「僕は立っていただけですから。選ばれただけです。選ばれたのが郡司だっただけです」

―事前に話は
「ないです、ないです」

―久々に組んでどうだったか
「ここはファイターズなので、移籍して最初は気合が入っていると思いますけど、ご年齢も年齢ですから、気合は入ると思うんですけど、うまい感じに調整していただいて。福谷さんがたぶん、宮さんとかを含めてですけど、３０超えた選手がすごい練習していると言っていたので、すごい感心していました。でもあんまり気合入れすぎない方が。年齢もあるので、投げすぎないでくださいと。先輩思いの優しい後輩です」

―福谷の後は、北山のボールを受けた
「やっぱり学がある人が僕に集まる。そういう運命なのかなと」

―北山は〝教授〟を卒業すると
「いやいや、教授（仮）。何が良いですかね…。准教授か、教授（仮）か、教授（笑）か」

―本人は亘基（こうき）と呼んでほしいそう

「そう言われると余計に。僕はまだ下の名前を知らないですから。まだ教授です」

―ブルペンで投手の球を受けると、キャンプが始まった感じがする
「そうですね。やっぱ朝から晩まで練習するのがキャンプですからね。始まってしまわれたなと」

―初日から遅くまで練習していた
「僕はもう早く帰れない体になっちゃっています。長年の蓄積で。明るいうちにホテルに帰れないです。罪悪感に包まれちゃうので。全然、帰っていいということなんですけど、体を休めるという意味で。でも逆にそれが無理というか、ホテルにいられないです。明るいうちに」

―郡司目当てのファンも多く待っていた
「ありがたいことですね。結婚もたくさん祝っていただいて。結婚して離れていくタイプのファンがあまりいないので」

―きょうは捕手組でメニューをこなした
「第１クールはキャッチャーが結構、多めと言っていたような気がしました。最初はたぶん受けとけみたいな感じで、徐々に内野ノックが増えてきて、みたいな感じですかね。分からないです。僕が一番、読めないです」

―今後もみっちり練習していく
「ブルペンで福谷さんを受けていたら、（ＯＢで解説者の）鶴岡さんに『郡司うまいな』みたいに言われていましたね、（キャンプ中継をしている）ＧＡＯＲＡで。ペアリングを見つけたな、みたいに言われているよって親からＬＩＮＥが来ました。僕が選んだわけじゃないですからね」

―専属捕手を狙うと宣言していた
「早速、キャッチャーやって自分から福谷さん捕まえて、みたいな言い方を鶴岡さんはしていましたね。違いますよと。選ばれたんです。福谷さんが僕を選んだんです。たまたまです、みたいに言っていますけど、福谷さんはツンデレなので。結構、クールにすましているタイプなので」

―先乗り合同自主トレ期間中には、山本拓を含めた元中日トリオで歓迎会をしたと
「あれも僕、福谷さんじゃなくて、やまーんに誘われていますから。福谷さんじゃなくて。福谷さんが飯行こうって言っているので来ます？って。直接、誘われていない。本当は僕と行きたいのに…。ツンデレなので。ツンデレって書いておいてください（笑）」