先日、ミックスゾーンで山田バッテリーコーチを取材した。途中から雑談のようなフランクな雰囲気になり、売り出し中の達について力説された。

　プロ４年目で初のキャンプ１軍スタートとなった右腕は、１９４センチの長身で端正なマスクの持ち主。「達でしょ！ めちゃくちゃカッコイイ。あんな背高くて、男前でスタイル良くてさ。監督が言うように、ちょっと実力出たらすごい人気出るよなと思う。あれはやばいよ。プロ野球選手で、あんまかっこいいなって思うやついなかったんだけど」とメロメロだった。

　そんな話をしていると、その場を通りかかったのはチーム屈指の人気者・郡司だった。２人のやりとりが最高に面白かった。

山田コーチ「モテるらしいな。人気あるらしいな」
　　郡　司「そうなんでよ。意外と。イケメンではないですけど、顔だけじゃないってことです」
山田コーチ「トークが面白い。でも、オレは言ったのよ。達しかいないって」
　　郡　司「カッコイイですよね。小顔で。でも、あれは話してみるとすごい変なヤツなので。モテるかと言ったら、ちょっと違う。カッコイイですけど。あれで（内面が）僕の感じだったら…」
山田コーチ「ひがむなよ～。何落とそうとするんだよ～」

　担当コーチの前でもさすがのトーク力を発揮。チームの雰囲気の良さを感じる一コマでした。