ファイターズ
2025/02/06 21:50

杉浦稔大 キャンプ3度目のブルペンで61球 記録的大雪に見舞われた故郷への思いも口に

ブルペンでの投球を終え、取材に応じる杉浦=撮影・松本奈央

プロ12年目のベテラン道産子右腕

 日本ハムの杉浦稔大投手(32)が6日、沖縄・名護で行われている1軍キャンプで3度目のブルペン入り。トータル61球を投じた。

 プロ12年目を迎えた道産子右腕が、シーズンフル稼働で昨季を上回る活躍を成し遂げるべく、順調に調整を続けている。

順調な仕上がりを物語る球数

 「だいぶまとまってきたな、という感じですね」。キャンプイン翌日の2日から、2日に1回のペースでブルペン入りを続ける中で、着実に上昇カーブを描けている手応えはある。

 この日投じた球数は61球。当初は50球前後の予定だったが「(調子が)良かったら、バッターを立たせようかなと思っていたので、その分、最後ちょっと出ました」。順調にトレーニングを踏めているが故の予定変更であることを明かした。

目指すは投球スタイルのモデルチェンジ

 新シーズンに向けてのモデルチェンジも着実に進行中だ。昨季の杉浦の投球割合は、ストレートが6割強で、カットボールとスプリットがそれぞれ2割弱と、ほぼ全ての投球がこの3球種によるものだった。

 だが、「カーブとかチェンジアップ、シュートも満遍なく使えるようになれば、バッターも的を絞りづらいと思う」と〝七色の変化球〟で相手打者をきりきり舞いにさせることをもくろんでいる。

記録的な大雪に見舞われた故郷の帯広

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