コンサドーレ
ルーキー・木戸柊摩 ＦＷでスタメン名乗り「点を取らないと。（開幕弾を）狙ってます」
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■２月７日、熊本・大津町運動公園球技場
北海道コンサドーレ札幌が７日、２次キャンプ地の熊本・大津町で守備メニュー中心の全体練習を行った。ＭＦ木戸柊摩（２２）は主力組の２トップ左を務め、ディフェンス時のポジショニングを確認。赤丸急上昇の大卒ルーキーが、開幕スタメン奪取へ猛アピールを続けている。
白井、バカヨコら負傷離脱続くＦＷ陣
クラブの未来を担う背番号３１が、最前線で存在感を示す。ＦＷ陣は白井が沖縄キャンプ期間中に右ハムストリングスを負傷。バカヨコも熊本キャンプ初日に右ふくらはぎを痛めるなど、主力級の離脱者が相次いだ。いまだ定まらない２トップの定位置獲りを、木戸は虎視眈々と狙っている。
「やり始めたのは今週からです。（白井）陽斗くんやアマドゥ（バカヨコ）のケガでポジションが空いて、自分にチャンスが回ってきた。もう開幕が迫っている。スタメンを獲れるように頑張りたい」
優れたキープ力にチャンスメーク能力も
トップ下やボランチなど中盤を主戦場とするが、そのプレースタイルはＦＷにもマッチする。柔らかなタッチでボールを収め、優れたキープ力で味方の攻撃参加を引き出すこともできる。チャンスメーク能力をフルに発揮し、見る者の心を鷲づかみにするつもりだ。
「ボランチの時と役割は多少変わるけど、やりづらさはない。ＦＷをやっても自分の役割は変わらないと思っている。すんなりできてるので大丈夫そうです」
