【一問一答】達孝太 9日の紅白戦に登板 ブルペンで伊藤に聞いたことはー
ブルペンで投球する達=撮影・松本奈央
日本ハムの達孝太投手(20)が7日、1軍キャンプ地の沖縄・名護でブルペン入りし、46球を投げた。調整に不安はなく、ブレークが期待される4年目右腕の表情は明るい。9日に予定されている紅白戦(名護)で、今年最初の実戦登板を果たす。取材に応じた一問一答は以下の通り。
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―今キャンプ2度目のブルペンを振り返って
「あまり良くなかったですね」
―理由は
「真っすぐは良かったんですけど、変化球。特にスライダーですね。ちょっと腕を下げたフォームにしているので今。その分、横から切るイメージが強くなってふける(抜ける)球が多かったので、そういうところですね」
―46球。予定通りか
「50球が目安だったので予定通りです」
![](https://www.doshinsports.com/files/user/202502072050_3.jpg?v=1738929056)
―ライブBPでの登板を経て何を課題、テーマにしていたか
「きょうは細かいコントロールを意識しようと思ったんですけど、それが裏目に出たので。次は紅白戦だと思うので、シンプルに全ての球をゾーンに投げようかと思います」
―イメージ通りのキャンプを過ごせているか
「いつも通り、特に変わらず。変わったことをしていないので」
―調整でうまくいかない部分もあるか
「うまくいっていると思います。8割ぐらいの状態にはあるので、いいと思います」
―多くの先輩がブルペン投球を見ていたが
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「途中で(伊藤)大海さんにスライダーについて聞いたりしましたけど、吸収できる部分がたくさん周りにあるので、吸収して自分の引き出しを増やしたいなと思います」
―スライダーのどんな点を聞いたのか
「投げ方だったり、ボールの切り方だったり、自分にはない感覚で投げていると思うので、その部分を聞かせてもらいました」
―登板を予定する9日の紅白戦に向けて
「そんなに長いイニングを投げないと思うので、出し切って投げたいなと思います」
―投げ終わりでデータを見ていたが
「自分のイメージと数値がズレていないか。あとはきょうの振り返りも含めて。スライダーのプロット(構成)がバラバラだったので、そこがちょっと気になりましたけど、それ以外は問題なかったですね」
![](https://www.doshinsports.com/files/user/202502072050_1.jpg?v=1738929056)
―スライダーでバラバラだった部分は
「変化量ですね。回転数はそんなに変わらなかったですけど、ちょっとカーブ気味になったり、曲がらなかったり、曲がりすぎたり、というイメージがあったので。どこでもいいんですけど、一定にできれば、次の改善策が見えてくるのかなと」
―紅白戦で確認したい部分は
「とりあえず、バッターの反応を見たいですね」
―ゾーンに収めたいのはどんな狙いで
「細かいコントロールを気にして、いいボールが行くこともありますけど、とりあえず、ある程度、狙ったコースに投げられるようにしたいので」
―寒い中、半袖でブルペン入りしていたが
「最近、思ったんですけど、半袖の方が動きやすいなと思って。身にまとっている物がないので。去年の秋ぐらいから半袖で投げています。感覚的な問題ですけど」
―投手が半袖だと汗が垂れると言われるが
「そこは汗をかいてみないと分からないですけど(笑)。今までピッチャーは長袖という先入観があったので、なかなか踏み込めなかったところではあるんですけど。ダルビッシュさんも半袖なので、大丈夫なのかなと思っていますけど」
![](https://www.doshinsports.com/files/user/202502072050_2.jpg?v=1738929056)
―体がガッシリしている。計画通りか
「体の部分に関しては、結果が出やすい。投球の部分に関してはなかなか難しいですけど、トレーニングすれば、体は大きくなるので計画通りだと思います」