ファイターズ
2025/02/08 17:00 NEW

《SHINJOの信条》足でかき回す1、2番と、長打と単打で塁をためる1、2番。面白さがある

■紅白戦 紅組1ー1白組(2月8日、Enagicスタジアム名護)

―福島、柳川の実戦初登板を見て
「まあ、こんなもんじゃないですか。初めての登板で。まだ1回しか投げていないからね。今はピッチャー有利なので。バッターは生きたボールを打っていないから。抑えて当然、という時期だからね。ピッチャーは全体的にリズムが良くて、バッターに考える間を持たせることなく。上原くんにしても畔柳くんにしても松浦くんにしても。あのテンポ、好きですね」

―きょうの紅白戦で目にとまった選手は
「五十幡くん、水谷くんの初回。1球で仕留める。振りにいって塁に出てくれるとワクワクしますよね」

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―2人とも同じ外野で1番の適性があると見て打順を組んだのか
「面白くないですか。五十幡くん、矢沢くんと、水谷くん、松本(剛)くん。これがどうなっていくか。この1、2番は試合によって(チェンジ)。この日は五十幡くん、矢沢くん。次の試合は水谷くん、松本くんでやっていこうかなと思っています」

―ミックスするのではなく、2つのペアで
「そのペアで」

―チャンスを拡大できそうな組み合わせなのか
「足でかき回す1、2番と、長打と単打で塁をためる1、2番。ちょっと面白さがあるんですよね」

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―腕を下げた玉井の投球は
「ちょっと面白くなった感じはしますね。あと2週間ぐらいしたら違う玉井くんが見られると思うので。それは必死に工夫しますよ。本人も。去年、1軍で投げられていなくて。年齢も年齢だし。考えて投げるというところがまた、面白いじゃないですか。実戦でどういうふうに工夫して投げるか、というところが。堀くんも何球かいいボール、ありましたけどね。伏見くんも一発で左中間にいい打球を打ってくれたので。あと、(センターを守っていた)今川くんは、清宮くんの打球(結果は二塁打)に対して、落下地点に一直線ではなく、横に膨らむ形の追い方になっている。そのスタートの時点で、いいアピールはできていないかなと」

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―松浦も三振を取ってアピールした
「去年より、左足に(体重を)乗せて投げにいく時、腕のくねくね感というか、引っかかりがないようなフォームに仕上げてきたと思いましたね。オフの間に。去年は腕が内側に入るというか、下半身と上半身のバランスがちょっと合っていない時があって。今は合っている。見ていてコントロールが良くなったような投げ方に変わっているので、楽しみですね」

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―エラーがいくつか出たが
「あれ(三回の遊ゴロ悪送球)はカバーしてほしかったですね。ファーストのマルティネスが。ワンバンを投げる方が一番、悪いんですけど。お互いに協力し合ってアウトにしていかないといけないので、野球は。ちょっと軽かったです、捕り方が。もうちょっと工夫はできたんじゃないかなと思います」

―1、2番以外も紅白のオーダーは争わせる目的があったか
「野村くんは4番。最初に林ヘッドが(オーダー用紙に)書いて、そこから僕が誰々と答えていった感じ。そこまで(争わせる)意識はないですね」

―新戦力の吉田を見て
「選球眼は良さそうですね。あとはサードで捕ってからの返球がどこまで伸びていくかなと。いろんな打球を捕ってからの返球は見てみたい。いいスイングはしていますから、力強い」

―2軍の紅白戦で評価していた若林はこの日も安打
「きょうもライト前にきれいに打ったし。よう打てますよね、右と左で。スイッチヒッターって。いいアピールにはなっていますよね」

―結果は出なかったが、4番に指名した野村に変化を感じるか
「(結果は)まだまだ全然(気にする必要はない)。去年からバッティングフォームはガラッと変えていますよね。トップからコンパクトにボールに対して最短距離でバットを出す。彼はホームランバッターではないので。オフに左中間、右中間にライナー性のツーベースをリーグで一番、打てるぐらいのバッターに変身してほしいと伝えてある。だからああいうフォームに仕上げてきたかもしれない。ホームランを打ちにいこう、打ちにいこうとしすぎると、崩されることが多い。ただ、まだタイミングが遅いんですよね。タイミングをもっとゆったり早めに取って、最短距離でツーベースを打ちにいく。しっかりオフに自分で考えてやってきたことに対して、きょうは結果が出なかったですけど、何試合か打席に立って結果が出始めたら、オフにやってきたことが正しかったんだとなってくるから。それが余裕につながって、さらにいい打球が出始めるかもしれない。今は(直接は)言わずに、見守っていこうかなと。あまりにもひどかったら、伝えようかと思っていますけどね」

―練習中、五十幡と話していたが
「打ったらサードに走る意識で打ってくれと。去年、やっていたんですけど。五十幡くんはどうしても走り打ちしてしまうくせがあるから。しっかり打って、サードに走ることを意識するだけで、振り切って走りだすから。それは伝えました。それをやることによって打ちにいった時の左足のズレがなくなるので。また一段と足が速くなった気がする。ウオーミングアップの走り方とか、力強い。すごいわ。あれだけのスピードで走ったことがないから分からないけど、うらやましいですよね。あの矢沢くんがレフトで、万波くんの打球(を好捕)。あれは、ファイターズとしては普通なので。解説者も、うわーと言っていたけど、いやいや普通だし。もうちょっとファイターズの外野のレベルをしっかり見てほしいなと思います」

―9日は達が先発。期待は
「荒れるボールは見たくないですね。キャッチャーが構えたところの付近に行ってくれたら合格じゃないですか」

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