ファイターズ
2025/02/09 17:00

《SHINJOの信条》捕って(送球まで)速かったですね。余裕で守っているなと

 

■紅白戦 紅組3-2白組(2月9日、Enagicスタジアム名護)

―先発した達の投球はどう見たか
「指に掛かったときはすごくいいボールを放っていましたね。まあ、まだ今の時期はピッチャーが有利だから何とも言えないんですよね。あと10日ぐらいたって、対外試合でのマウンドさばきとか(で判断したい)。ちょっと味方が相手だと遠慮があるんじゃないのかな。当てたらいけないと。そういうことが頭に少しでもあると思い切り放れないというところがあるので」

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―五十幡が持ち味を生かした
「塁にたくさん出て、盗塁をしっかり決められる。オープン戦を通して一つも(盗塁で)アウトになってほしくない。全て成功してほしい、という思いはあります。矢沢くんにしても。いいヒットを打ちましたね、きょうは左中間に。あの1、2番がああいう形で清宮くんに(つなぐ)。(四回は)犠牲フライ。すごいいい点の取り方でしたね。できたら、清宮くんも余裕があれば、1、2球、矢沢くんの盗塁を待って、その後、ヒットを打って2点というのも期待はしましたけど。でも(一塁走者のスタートが)見づらいですからね、左バッターだから。右バッターなら走ったときにスタートが良かったら見逃せますけど、左バッターは難しい」

―六回に清宮が二塁打
「普通、左中間に持っていきたくなるコースをしっかり右肩が開かず、バットに乗せて右中間に打ったというのは、あまり彼以外にはできないかな。素晴らしかったですね。けど、ホームランを打てと。あのコースでも。それぐらいのバッターになってほしい」

―どの方向にホームランを打ってほしいか
「センター。ばっくちゅくりーん(笑)。しっかりボールが見えているんでしょうね。でも分からん。俺、左打席に立ったことがないから(笑)。左の気持ちは分からん」

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―郡司も右越えの二塁打
「教科書通りというか、左ピッチャーに対してランナーがいる状況で。最初から狙っていたのかな? でも狙っていないな。センターへ打ちにいって右に引っ張るような打ち方をしていたので。あれを右に最初から持っていこうとすると、ファウルになっていたかもしれない。しっかりセンターへ打ちに行ったと思います。その後は、1本見たからもう打たなくていいよと。三振していましたけどね(笑)。十分十分」

―野村が詰まりながらセンター前に適時打
「ああいうヒットは大事ですよ。ホッとしたんじゃないですかね、あの1本で。調子が悪いときに内野安打とポテンヒットは調子をバーンと上げていく、一番いい結果なんですよ。ホームランだと意外と戻らないという。これから見ておいてください。たぶん、あのヒット1本で余裕を感じてどんどんどんどん良くなっていくから」

―二回にルーキーの山縣の好守があった
「捕って(送球まで)速かったですね。余裕で守っているなと。でも打つ方で結果が出てないから、ちょっと焦っているので。もう少し落ち着いて打席に入ってほしいなと思います。どうしてもアピールしないといけないとなると、右肩が出始めてくる。早めにタイミングを取って、ゆっくりゆっくり左肩が開かず、(バットの)ヘッドの重さを生かしてパーンとトスバッティングのように(打ってほしい)。あの守備があるなら、センター前にパンパンパンパン打ってくれたらレギュラーを取るチャンスが出てくるから。そんな1年目からなかなか打てないですって、プロの球は。キレがあるのでね」

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―清宮は昨年から3番が多かった。3番あたりになりそうか
「そんなことないよ。2番も好きだし、選球眼がいいからね。ただ、まだ分からないです。今年に関しては。でも固定はしていきたいですね」

―そろそろ1、2軍の入れ替えはあるか
「あるある。もちろん。結構、打席に立たせている選手もいるから。結果が出ていないと、もう一回鍛え直すために国頭に行ってきてくださいと。これは競争ですから。奮い立たせるのが僕のテーマなので」

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―第2クールを終えて手応えは
「まだ紅白戦では分からないですね。違うチームと対戦すると、ここで結果を出さないといけない、という気持ちにがっと変わるので。紅白戦でもそういう気持ちはあるんですけど、さらにユニホームが違う相手と試合をすると変わってくるので。バッターに関してはヒットを打てとか、ホームランを打てとか、そういう問題ではないんですよね。しっかりタイミング良く捉えきれているか。それがフライになろうが、ゴロになろうが、いいんですよ。僕はそういうところを見ている。結果だけではないです。結果が出ていなくても正面にパカーンという当たりをしていたら、あ、レギュラーが近づいていくよと」

―11日からの対外試合で指標が変わって
「もちろん。向こうのピッチャーもアピールしないといけないから必死に投げてくると思う。そういうところの真剣勝負は見ていて面白いし、楽しみにしています」

―白組は1番万波、2番今川に
「いきなりの万波くんの1番というのは、相手にもプレッシャーを与えるし。好きなんですよ、万波くんの1番。そこで今川くんは2番を打ちたいと言っていたので、この2人で。選手がやりたいことをやらせるのは、すごく大事なことなんですよ。それを違うところから聞いて。よく聞くんですよ、マネジャーとかに。2番を打ちたいと言っていましたよ、と聞いたら分かった、2番を打たせようとか。そういう情報を得る努力を僕は常にしていますね」

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