【一問一答】達孝太 今季初の実戦登板で1回0封 無死三塁のピンチもピシャリ
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■紅白戦 紅組3-2白組(2月9日、Enagicスタジアム名護)
日本ハムの紅白戦が9日、沖縄・名護で行われた。白組の先発として今季初実戦のマウンドに上がった達孝太投手(20)は、四球とパスボールで無死三塁のピンチを招くも、2者連続三振などで後続をシャットアウトし、1回無失点という成績を収めた。一問一答は以下の通り。
―初実戦となったが、どんなことを考えてマウンドに向かったか
「ゾーンに投げようと考えてマウンドに行きました」
―そのテーマを含め、今日の投球に点をつけるとしたら何点か
「60点ですかね。先頭(※五十幡)を四球で出してしまったので。初めての実戦で、あそこ(※フルカウントの場面)で真っすぐで行きたい、という気持ちが勝ったので、真っすぐで行きましたけど、あの場面でスライダー、カーブを投げられていたら、もうひとつ違う結果になっていたのかなと思います」
―逆に満足している点は
「ランナーが出て、バッテリーミスで無死三塁になりましたけど、そこからひとつふたつギアが上げられて、2人から三振が取れたので、その部分はしっかり評価していいのかなと思います」
―今日の21球の中で一番納得しているボールは、どの打者への何球目か
「(五十幡への)初球ですかね。初球でしっかり真っすぐでファウルを取れた部分は、すごく良かったと思います」
―2者連続三振はストレートだった
「追い込み方も良かったですし、最後の決めに行った球もいいところに決まって空振りが取れたので、良かったです」
―初めての1軍キャンプで注目されているが、どんな思いでキャンプを過ごしているか
「(2軍の)国頭よりもたくさんのファンの人がいて、見られている環境にありますけど、周りに流されずに自分のやるべきことをやっていけたらいいなと思っているので、それをこれからも継続していけたら、と思います」
―やるべきことというのは
「その日その日によって、違うテーマがあって、いろいろありますけど、まずは毎日のトレーニングスケジュールの中のトレーニングをしっかりこなすというのが、一番大きなことですね」
―今後の実戦で試していきたいことは
「カット、チェンジアップは投げていないので、余裕があるときに投げながらやっていけたらなと思います」
―ストレートの質によりこだわるためにやっていきたいことは
「もっと出力を上げたいので、キャッチボールから、ブルペンから、しっかり力強いボールを投げたいと思っています」
―今後のキャンプへの意気込みを
「今日のピッチングでは、たぶん監督にもいいアピールができていないと思うので、もっと完璧な投球を見せて、アピールしたいと思います」
―ストレートで2者連続三振を取った場面は、狙って取りに行ったのか
「そうですね。空振りを狙いに行っていましたね」
―ストレートの強さの手応えは
「70点ぐらいじゃないですかね。コントロールしきれていない部分はあるんですけど、力強さというのは、改めてバッターに投げてみて実感できたので。もっと出力を上げていきたいです」
―無死三塁の場面でギアチェンジしたか