ファイターズ
2025/02/09 19:55

浅間大基 今季〝初安打初盗塁〟で万全ぶりをアピール 現在も行っている強化テーマは

四回の第2打席で、(左から)稲葉2軍監督、新庄監督が見つめる中、右前打を放った浅間=撮影・松本奈央

■紅白戦 紅組3-2白組(2月9日、Enagicスタジアム名護)

 虎視眈々と開幕スタメンを狙う―。日本ハムの浅間大基外野手(28)が紅組の「6番・DH」でフル出場。四回の第2打席に松本遼大投手(22)から一、二塁間を破る今季〝初安打〟を放つなど、1安打1四球1盗塁をマークした。国頭で2軍キャンプの日々を送っているが、さらに状態を上げて、熾烈な競争に刺激を与えるつもりだ。

国頭の第1クールで別メニュー調整が吉と出た!?

 土日の紅白戦で2試合連続フル出場を果たし、元気な姿をF党に見せた。前日8日は2打数無安打に終わったが、この日は1打席目にカウント2ストライクから四球を選び、続く2打席目で快音を響かせることができた。「(内容は)あまり良くはないです」と辛口だったが「(結果が)出ないより出た方がいい」とプラスに捉えた。国頭での第1クールは中島と共に本隊を離れて、別メニューで調整。「初めてで、良かったのか悪かったのか、分かんないですけど、(時間を)自分の使いたいように使えたのかな」と納得の表情を見せた。

「焦りすぎず、多少焦って頑張ります」

 さらに状態を上げて、開幕スタメン争いに名乗りを上げる。昨年もキャンプは2軍で過ごし、うまくオープン戦の好調につなげた。結果的に負傷離脱してしまったが「本当に自分の時間が多かったんで、それをうまく使って状態も上げていきましたし、うまく実戦に入っていけた」と自分のペースで状態を上げられた経験はプラスだ。「その辺は一度経験しているところではあるので、難しいですけど、焦りすぎず、多少焦って頑張ります」と力を込めた。

右手首の不安を払拭するには○○○を広げること

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