【一問一答】水谷瞬が〝思い出の〟ナゴパイナップルパークのアンバサダーに就任
パイナップルを手に笑顔を見せる水谷=撮影・工藤友揮
本塁打後のポーズ演出を考案中
日本ハムの水谷瞬外野手(23)が沖縄・名護にある「ナゴパイナップルパーク」のアンバサダーに就任することとなり、10日に同施設で任命式が行われた。昨年6月14日の巨人戦(エスコン)で、登場曲に同施設のテーマソング「パッパ パイナップル!」を使用し、ホームランを放ったことで「パイナップルパワー!」「パイナップル打法」というワードが誕生。そういった縁などもあって、同施設史上初のアンバサダーに就任することとなった。任命式後に行われた取材の一問一答は以下の通り。
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―アンバサダーに就任
「去年からなりたいということは言っていましたし、本当にそういう機会をいただけたというのはありがたいなと思っています」
―なりたいと思ったきっかけは
「きっかけは何だったかは覚えていないんですけど、初めてこの歌を使わせていただいたときに、ホームランを打ったというところから始まって、そこからファンの皆さんもそういうイメージとして、パイナップルをちらほら球場で見かけるようになって。それでそこからキャンプ地も名護ということもありますし、(就任を)狙っているということをメディアの方々に伝えさせていただいたところから、始まったのかなと思います」
―願いが叶った
「叶いました(笑)」
パイナップルパークでアンバサダー就任の任命状を受け取る水谷(左)
―「パッパ パイナップル!」の曲にはもともと耳なじみがあったのか
「15年ぐらい前にパイナップルパークに来たことがありまして、そのときにこの歌を聴いて。頭に残っているというほどではないですけど、しっかりと覚えている曲ではありました」
―15年前はどうしてここに来たのか
「15年前、ちょうど小学校6年生だったと思うんですけど、(プロ野球の)キャンプを見に沖縄に来て、そのタイミングでパイナップルパークに来させてもらいました」
―普段からパイナップルはよく食べているか
「意識はしていなかったんですけど、今年に入ったぐらいから、食事会場にパイナップルがあったら食べているようなイメージがあります」
―パイナップルパークのPP兄妹がダンスを披露してくれた
「いやー、キレキレですね」
―ホームランを打った後のパフォーマンスで、という要望があった
「そうですね、せっかくこういう形で就任させていただいたので、使えたらとは思うんですけど、そこは何か考えて、要望に応えられたらなとは思っています」
パイナップルの「P」の文字をつくる水谷
―エスコンでPのポーズが見られることに期待したい
「Pなのか、さっきのダンスの一部なのかは分からないですけど、何か使えたらなと思っていますけど、まずは打つところから始めます」
―ファンの皆さんと一緒にポーズをやりたい
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「ホークス出身ということもありますし、ずっと松田(宣浩)さんの元でやらせていただいていたということもあって、PayPayドームで松田さんがホームランを打ったら、ファンの皆さんが『熱男!』という声をみんなで出すみたいな形で、エスコンフィールドでも何かみんなが叫べるようなものを定着させていけたらなと思っていますね」
―水谷選手が思うパイナップルの魅力は
「美味しいパイナップルは甘いですし、大人から子供までみんなが好きなのがパイナップルではないかと思います」
―アンバサダー就任でヘアスタイルを変えられなくなったのでは
「そうなんですよね。それはありますよね。『髪の毛、切られへんやん』と思って。困っていますね(苦笑)」
名前と背番号入りの法被を着用する水谷
―このままの髪型で行く?
「はい。アンバサダーをクビになるまで伸ばします(笑)」
―支障がなければ一生パイナップルヘアーで
「(笑)。そうですね、生涯現役でパイナップルやらせてもらいます」
―爪に黄色のマニキュアを塗っているが、保護のためか
「保護はもちろんなんですけど、この(就任の)お話を12月頃にいただいたので、どうせやるんだったら、キャンプですし、その(パイナップル)カラーというか、ちょっと面白くしてもいいのではないかと思ってやりました」
―両薬指にパイナップルの絵が
「(キャンプイン前に)全部やろうと思ったんですけど、ちょっと時間がなかったので、(ネイルアートをした)その日は1本ずつになってしまって。何かまたできたらなと思うんですけど」
両手薬指に施したパイナップルのネイルアートを披露する水谷
―そもそも、その髪型にしたきっかけは
「別にきっかけはないですけど、普通に伸ばしていたら周りの方々がそうやって言うようになったことから始まりました」
―この髪型は何年ぐらい続けているか
「一回、20歳のときに切って短くしたんですけど、20歳の(誕生日の)次の日から伸ばしているので、来月でちょうど4年になるかなと思います。長いですね。気づけば、という感じですね」
―小学6年生のときにはどこのチームを見学に来たのか
「阪神です。その当時は阪神ファンで、僕は(阪神キャンプ地の)宜野座に行っていて。それでこのパイナップルパークに来させていただくタイミングで、改修工事前の(名護市営)球場の前を通って、ここでファイターズがキャンプをしているということを知って。前を通ってパイナップルパークに来たという覚えは鮮明にあって、まさかこういう形でファイターズに入って、戻って来るとは思っていなかったので、何か深いものを感じるなとは思います」
―阪神のキャンプにはどれくらいの頻度で見学に行っていたか
「小学校の頃はほぼ毎年行っていましたね。中学校に入ってからは、どうしても自分の野球の方も忙しくなるので行けなかったんですけど」
―キャンプ見学で印象に残った阪神の選手は
「当時は藤川球児さんが大好きだったので、藤川球児さんを追いかけていました。その当時、僕がサインを欲しいという気持ちでたくさんキャンプ地を見学して、球場をウロウロしていた覚えもあるので、自分が今、逆にそういう立場になっているので、次の世代の子供たちに、僕が思っていた気持ちを伝えてあげられたらなという気持ちはありますし、何か夢を与えられたらなと思います」
―藤川球児さんが阪神の監督に就任し、対戦が楽しみになったのでは
「そうですね。現役時代は対戦する機会が(なくて)。ファームで投げられていたんですけど、打者が(自分まで)2人足りず、対戦することができなかったので。監督さんなので、対戦といっても直接的なことはないですけど、阪神戦で何かできたらちょっとうれしいのかなと」
―15年前にパイナップルパークに来たときの思い出は
「あまり記憶がなくて、(園内を巡る)カートに乗ったというのと、天気が悪かったというぐらいしか覚えていないんですけど。それで今回のことを母に伝えたときに、その当時の写真があったみたいで。撮影してもらえる記念写真があって、送られてきたんですけど、懐かしいなという気持ちと、しっかり阪神の帽子を被っていました(笑)」
パイナップルパークのマスコット・ピーチからプレゼントを受け取る水谷(左)
―ここまでのキャンプでの調子は
「大きいけがもないですし、実戦が始まって2日ともヒットが出ているので、状態は悪くはないと思います。もちろんアピールも大事ですけど、そんなにキャンプで、そこまで何かにこだわってはいないので。シーズンで(自分が)どうしていきたいかというのを一番に思っているので、そのためのキャンプだと思っていますし、オープン戦だとも思うので、良いスタートはできているのではないかとは思います」
―パイナップルパワーでホームランを何本ぐらい打ちたいか
「去年からずっと言っているように、今年は大きく(本塁打と盗塁で)『20-20』というところを目指したいと思っているので、その数字通り20本打てたら。そこを目指していきたいと思います」
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