コンサドーレ
近藤友喜「僕も楽しみながらやっていきたい」J2制覇&昇格の鍵は…

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■2月10日、熊本・大津町運動公園球技場
北海道コンサドーレ札幌のMF近藤友喜(23)が10日、2次キャンプ地の熊本・大津町で行われた全体練習に参加した。昨季リーグ戦29試合に出場したドリブラーは、今季も主戦場とする右WBから数多くのチャンスを演出し、攻撃を活性化させるつもりだ。
「良い状態で開幕戦に臨みたい」
並外れたスピードと豊富な運動量を武器に、右サイドを制圧する。最短でのJ1復帰を目指して札幌への残留を決断した男は、勝負のシーズンへ向けて静かに爪を研いでいる。
「だいぶ組織的なことは分かってきたので、あとは僕自身のコンディションやキレの部分ですね。まだ正直、100%とは言い切れない。あと1週間あるので、しっかり良い状態で開幕戦に挑みたい」

あうんの呼吸が大事 密にコミュニケーション
切れ味鋭いドリブルは、仲間とのあうんの呼吸があってこそ生きてくる。近藤はレギュラーが固定化されていない状況の中で、一人一人と密にコミュニケーションを取ることで、細かなポジショニングを確認してきた。キャンプ期間を通して深めた連係が、爆発的な推進の原動力になる。
「右は適度な距離を保ってローテーションになりすぎないよう意識している。チームとしてもバランスが取れてきて、やりやすくなっている」