【一問一答】福谷浩司 52球のブルペン投球 第3クールに突入し、意識していること
キャッチボールする福谷=撮影・松本奈央
日本ハムの福谷浩司投手(34)が11日、ブルペン投球を行った。捕手からサインを出してもらうなど、実戦を想定しながら52球を投じた。13日には古巣・中日との練習試合(名護)もあり、元チームメートらとの再会を心待ちにしている。ブルペン投球後の一問一答は以下の通り。
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―きょうのチェックポイントは
「前のブルペンとかで球速は出ていたんですけど、ちょっと体が遠回りしている感じがあって、いいブルペンではなかった。きょうはそこをちょっと意識してやりました」
ブルペンで投球練習する福谷
―改善されたか
「そうですね。投げる感覚自体はそんなに悪くはないので、あとはバッターにどう見えるかですし、結局は抑えないと意味ないので。あとはゲームをやっていく中でやっていくしかないんですけどね」
―松本剛が右打席に入る場面も
「(松本)剛に投げる時はやっぱり当てちゃいけないなと思ったので、ちょっと硬くなってしまいましたし、それはこの時期のあるあるなので、ある程度、仕方ないかなと」
―時期的にもこれぐらいの球数
「あんまり今は数とか意識してないですね。投げすぎないようにとか、連投はしてないですけど、ちゃんと課題を持って。きょうは感覚が良くなってきたので、そこで終わっておこうかなっていう感じで」
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―この時期はどういうところに重きを置くのか
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「今、言ったようにフォームの悪い癖を出さないようにするのもそうなんですけど、今年は特にしっかりサイン出しをしてもらったり、バッターを想定して、頭の中だけでも全て実戦に近づけられるようにっていうブルペンを心がけてやってます」
―具体的にはどういうイメージを
「サイン出しをしてもらうのも一つなんですけれど、自分で『真っすぐお願いします!』っていうのと、キャッチャーが真っすぐのサインを出すっていうのでも、同じ動作なんだけど、全然、反応が違ってくる。それってピッチャーあるあるなんですけど、自分主導になりすぎちゃうと、そこに対応できなくなって、ゲームとのズレが発生することが僕も今まで経験があったので、それが今はないように。あくまでキャッチャーのサイン、リードで動くのが僕らですから、そこに慣れておくっていうのも、ある意味一つの実戦の想定です」
ブルペンでの投球を終え、田宮(右)と話し込む福谷
―チームが変わっての戸惑いなどは
「戸惑いはそこまでないですかね」
―違う体の張りなどもないか
「体は全然、大丈夫ですけど、強いて言うなら、こうやって取り上げていただくこと自体が慣れていないので、そういった気持ちの疲れというのなら、あるかなと思います」
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―あらためて日本ハムの雰囲気などはどうか
「ゲーム前の雰囲気っていうのはドラゴンズに似て、明るく楽しく元気な部分がある。ここから実戦が入ってきて、結果が出たり、出なかったり、チームとしてもっていう時にどうなるかが、これからも僕もちょっと楽しみにしながら、自分もできることを全力やりたいなと思います」
―13日は古巣との練習試合。元チームメートたちとの再会は楽しみか
「そうですね。ここで会うのはすごく楽しみにしています。誰が来るのか、まだ分からないのであれですけど、練習は練習でしっかりやって、あとそういった触れ合いの時間があったらいいなと思います」
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