【一問一答】山崎福也 打撃練習を重ねる左腕 対戦したい投手は
打撃練習を終え、笑顔でカートに乗る山崎=撮影・松本奈央
日本ハムの山崎福也投手(32)が第3クール最終日となった13日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で打撃練習を行った。この日は悪天候のため、屋内練習場での打撃となったが、コースに逆らわない丁寧なバッティングを意識。対戦したい投手についても語った。一問一答は以下の通り。
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―室内で打撃練習。状態はどうか
「状態は(笑)全然、分かんないですけど、日に日に振る力っていうんですか。日に日にっていってもクールに1回ですけど、回数を重ねるごとに強さは出てきたのかな」
―打てそうな気がしてくる
「いや、どうだろ。普通のピッチャーを見てないので分からないですけど。分からないです(笑)」
打撃練習を行った山崎
―新庄監督のDH構想を知った時は
「すごいなっていうのが第一に思いましたよ。最初、本当なのかなっていうのもあったんですけど、僕はちゃんと言われたところで、しっかりといい準備ができるように。まずは投げる方に関しても、打つ方に関しても、いい練習をするだけなので、僕はしっかりとそれだけの意識で今やってます」
―DHとしたら、登板の兼ね合いでどういう形が可能か
「全然、分からないです。どうなんですかね。やっぱり、ほかの野手もいるので、あんまり出しゃばってはいけない。本当に指示された通りに動ければなって思ってます」
―新庄監督はキャンプ中に実戦で打席に立つ可能性もあると言っていた
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「もちろん立ちたい気持ちもありますし、やるからにはいい結果も残せればいいなとは思っている。どんどん、なじんでいけるように意識してやっていきます」
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―この間、バットが1本折れたと。何本用意している
「4本あって、1回目のバットは使ってミズノさんの方に預けて、2本目が折れてって感じなので、あと2本ですね」
―クールに1回の打撃練習だが、きょうはテーマを設けてやっているのか
「コースに逆らわないというか、来たコースにしっかり振りにいくっていうのは自分なりに意識はしました。グラウンドでやったら、ちょっとホームランを狙っちゃうので(笑)、コースに逆らってばっかりだった。室内だと逆にホームランがないので、しっかりと来たボールに対して打つっていうのを意識しました」
―前日にブルペンに入って、体の張りなども違うと思う
「でも逆じゃないので。打ってからのピッチングじゃないので、全然そこは。投げてからの方が動きにはあまり支障はないです」
―実戦でも打席に立つイメージは湧いているか
「どうだろう?正直まだ湧いてはいないですけど、重ねていけば、どんどん湧いてくるのかなっていうのは思います」
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―対戦したい投手は
「(オリックスの)宮城とかですか(笑)。どのピッチャーでも機会があれば、しっかりと自分の役割っていうのを果たせるように。それだけを意識してやります」
―宮城はかわいい後輩
「そうですね。オリックス時代から、僕は仲良かったと思っているので(笑)。かわいい後輩でもありましたし、ほかにもたくさん仲良かった選手もいるので、宮城に限らず、オリックスのピッチャーだったり、いろんなピッチャーとも対決はしたいですね」
―これだけ打っているのは高校生以来か
「投げて打ってっていうのは大学生の頃もやってはいましたけどね。それ以来じゃないですか」
―その頃と感覚も違う
「違いますね。やっぱりプロ野球に入ってから、体も変わってますしね。大きくなっているので、振るスピードとかも、今はちょっとまだ慣れていない部分もあるんですけど、しっかりこれがなじんでいったら、もっと力強く振れるのかなっていうのを勝手に自分で思っています」
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―投手と野手で迷っていた時期はあったか
「大学2年生ぐらいの時には、プロ野球に入りたいっていう気持ちが強かったですし、2年生までは本当に両方一緒ぐらいの練習量と、試合にも出場していたので、どっちになるのかな?って思っていた。3年生になってから一気にピッチングが成長したので、そこでピッチャーの方にっていう専念はしたんですけど、バッティングも好きだったので、3年生以降もちょこちょこバッティング練習はしたりしました」
―捨てがたい感情もあった
「好きだったので、ちょっとしたいなっていうぐらいの気持ちはありました」